皆さん、こんにちは。メンタルトレーナーの三凛さとしです。私は20代で借金と挫折を経験し、その中でメンタルトレーニングの重要性に気づきました。その後、ビジネスに成功し、30代で一度FIREを達成。その体験などをもとに
「人生を好転させるヒント」
をSNSで発信しています。
日刊SPA!では
「ストレスなく生きていくための方法」
をお伝えできればと思っております。
成功するために意識している「7つの習慣」とは
些細な日常習慣がパフォーマンスを下げたり、数年後の人生を大きく左右したりすることは、往々にしてあることです。そこで今回は、私が日々のパフォーマンスを最大限に上げ、なおかつ
成功するために意識している7つの習慣
を紹介していきます。
まず、一つ目の習慣は
「寝すぎないこと」
です。個人差はありますが、長時間寝すぎる“過眠”はうつ病リスクを引き起こすことがあると言われています。
うつ病気味のクライアントさんがいらっしゃる際、私はよく一日のタイムスケジュールを見せてもらいます。みなさんに共通するのが、寝すぎているという点です。以前、
毎日10時間寝ている方に「6時間睡眠にしてみてください」とアドバイスをしたら、たった2か月でメンタルが回復したという事例もありました。
なお、私の場合、
1日の睡眠時間は4〜5時間ほどです
。日々ストレスがなく、毎朝「早く起きたい。寝ている時間がもったいない」と思える生活を送っているので、全然無理をしていません。もちろん個人差はありますが、「最近メンタルの調子が悪いな」と思う人は、ぜひ一度睡眠時間を見直してみてほしいと思います。
毎朝20分間、運動習慣を持つ
私は
毎朝20分間の有酸素運動と筋トレを習慣にしています。
運動は単に体を鍛えるだけではなく、脳のパフォーマンスも上げてくれます。
運動することで、テストステロンとかドーパミン、ノルアドレナリンなど、いわゆる「幸せホルモン」が分泌されるのです。そして気分が前向きになり、脳の血流がアップして、集中力もぐっと上がります。そのため、仕事の効率も上がるなど、とにかく良いことづくめです。
食事は8時間のうちに済ませる
食事は単なるエネルギー補給ではなく、心と体のバランスを保つための大切な要素なので、かなりこだわりを持っています。まず、ひとつには、現在巷でも人気の「8時間ダイエット」を取り入れていて、
食べる時間帯は8時間以内に抑えています。
また、朝食や昼食はほとんど食べず、夕食が中心です。その理由は、食事を摂ると、その後どうしても眠くなってしまってパフォーマンスが下がってしまうから。たまにお昼ご飯が食べて眠たくなったときは、
1日3回まで15分だけパワーナップ(昼間の仮眠)を取るようにしています
。
豪華な料理はほとんど食べない
経営者をしていると、外食続きの日々なんじゃないかと思われがちですが、私の場合は、外食はできるだけ控えています。また、外食する場合は、身体によいものを食べることを意識しているので、ミシュラン店や高級店よりも、オーガニックレストランを選びます。だから、脂っこいものや味の濃いものはほとんど食べません。
ちなみに、人が脂っこいものや味の濃い食べ物を欲する時は、だいたいストレスが原因です。「なんだか身体に悪そうなものが食べたい!」と思ったときは、ご自身のストレス環境を見直してみてほしいと思います。
仕事は「ポモドーロ・テクニック」を使って、30分単位で進める
みなさんは、ポモドーロ・テクニックをご存じでしょうか?これは、25分間集中し、その後、5分間休むというリズムで仕事をする時間管理術です。
仕事が山積みでどこから手をつけたらいいか迷うとき、このタイマーを使うと「とりあえず25分集中してやってみよう」という気持ちになれます。
25分間集中して、作業が終わったら、必ず5分間休憩します。この休憩は、気持ちをリセットするうえで、とても重要です。最近は、このタイマー機能が標準で入っているパソコンもありますし、スマホのアプリなどもたくさんあるので、「ここ一番で集中力を高めたい!」というときは手軽に取り入れてみてください。
神棚に毎朝お参りをする
毎朝、神棚にお参りするのが、私の日課です。まず、お水を変えて、手を合わせて拍手を打つ。これだけの作業ですが、心が整う感じがします。スピリチュアル的な要素というよりは、言ってみれば「マインドフルネス」の一種なのかなと思います。
神棚に向かって手を合わせることで、その瞬間だけでも心が「今ここ」に集中して、頭の中がクリアになる。そして、毎朝同じことを繰り返すことで、頭がリセットされ、
自分自身を見つめ直す時間になるのです
。
余談ですが、経営者の方は神棚を大事にされている方が、実は非常に多いです。おそらくですが、成功している経営者の方は細部までとことん考え、万策をとる方が大半だと思います。そして
「自分にやれることは全部やろう」
という精神があるからこそ、その一環として神棚を大事にしている方が多いのでしょう。
ビジネス以外で熱中できる世界を持つ
いま、私は海の近くに住んでいることもあって、毎日マリンスポーツをやっています。海の中に入るたびに、誰かと競わず、
ただ自分が心地よいと思える時間をひたすら過ごす大切さ
を痛感します。
ビジネスの世界は、どうしても数字に追われ、結果を求められがちです。その結果、どこかで自分が「面白みのない人間」になってしまう。でも、ビジネス以外の熱中できる世界を持ち、
「数字じゃない楽しみ」を味わうことが、人としてもビジネスパーソンとしても、人生を楽しむコツなのかなと思っています。
以上が、私が日々意識している「成功するための7つの習慣」です。ひとつひとつ、自分のパフォーマンスを最大限するために始めたことで、今は完全に習慣化しました。この中の1つでも取り入れることで、日々の生活が好転するかもしれません。ぜひ、少しずつ試してみてほしいです。
文/三凛さとし
【三凛さとし】
富とお金のメンタルトレーナー。ニューヨーク州立大学卒業後、借金苦と人生の挫折からメンタルトレーニングの重要性を学び、不動産ビジネスで成功。その成功体験をもとに、人生を好転させるヒントをSNSで発信。YouTube、X、Instagramなどで合計45万人以上のフォロワーを獲得し、初書籍「親子の法則」の発行部数は6万部を記録。自身が開発したコーチングプログラムは約10年でのべ20万人以上が参加。
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