10月31日(木) 5:00
コストコはアメリカ発の大型会員制倉庫型スーパーで、食品から日用品、家電など幅広い商品が取りそろえられています。最大の特徴は「大容量」と「お得感」です。
コストコには30ロール入りのトイレットペーパー、直径約40センチメートルの大型ピザ、1パック2キログラムを超えるお肉、通常の約8倍サイズのポテトチップスなど、大容量サイズの商品がところせましと並びます。そんな店内を、大型カートを押しながら楽しく買い物するのが醍醐味(だいごみ)です。
会費は、個人会員のゴールドスターは年間4840円で、1人まで無料で家族会員になれるため、筆者の場合は妻が本会員、筆者が家族会員となり日常的にコストコに通っています。
なお、有効期限内に解約すれば年会費全額が返金されますが、解約から12ヶ月は新たに会員になれません。理論的には1年おきに会員と非会員を繰り返せば、年会費はかからないわけです。
コストコには「会員1人につき、2人まで同伴者を連れて入店できる」というルールがあります(18歳未満の子どもは何名でも同伴可能)。家族でなくても、会員である友人と一緒なら入店可能です。
ただし、非会員だけでは入店できませんし、会員と一緒に入店しても非会員は買い物できません。買い物をする際は必ず会員本人にお願いする形となります。いったん会員が全額支払った上で、買い物が終わった後に非会員の買い物金額をレシートで計算し、直接金銭のやり取りをすると良いでしょう。
なお、筆者が実際に友人と買い物をしたときは、レジ担当の店員さんに「ここで分けてください」と申し出ると、そこまでの合計金額をレシートに記入してくれて、金銭のやり取りがしやすかったのを覚えています。ただし、これはコストコ全店で行われているサービスではないかもしれません。
コストコの利用規約には「会員証のご利用は、会員本人のみとさせていただきます。会員証の譲渡・貸与はできません」と明記されています。会員証には顔写真が載っており、筆者がよく入店するお店では、入場時とレジでの会計時、合計2回会員証の提示を求められるため、不正利用はできません。
隣人と1年ごとローテーションで入会するのも1つの方法ですが、この場合は必ず同行しなければならない会員の負担が大きいなど、トラブルに発展する可能性があります。
コストコを日常的に、好きなときに使いたいのであれば、自分が会員になるようにしましょう。
コストコは会員制の倉庫型スーパーで、最大の魅力は大量の品物をお得に購入できることです。会員でないと入店すらできませんが、コストコ会員は2人まで同伴者と入店できるというルールがあります。コストコ会員の友人がいれば、自分が会員ではなくてもコストコの雰囲気を味わえるわけです。
ただし、会員証のシェアは明確なルール違反なので、コストコが気に入ったのであれば、年会費を支払って会員になりましょう。有効期限内に解約すれば、年会費が戻ってきます。まずは1年間コストコ会員を試して、気に入るかどうか判断してみても良いでしょう。
コストコホールセール 利用約款
執筆者:浜崎遥翔
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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