【写真で確認】ケースを仕込むとすっきり!冷凍室の下段の使い方
食品の値上がりで、まとめ買い&冷凍する人が増えています。一方、冷凍のし過ぎで食品が「化石」化し、結局捨てることになってしまい、食品ロスを招いているという人も…。そこで、冷凍後の食品を化石化させないコツを、プロに聞きました。
教えてくれたのは…
▷整理収納アドバイザー中山真由美さん
Ritta Stanza(リッタ スタンツァ・やさしい空間)代表。お部屋と心のカウンセラー。2007年から整理収納アドバイザーとして活動。個人、法人だけでなく、整理収納アドバイザーを支援するサービスや講座も開催する。
■お宅はいくつ当てはまる?冷凍室あるある
下に挙げたのは、冷凍室でやってしまいがちな失敗ばかり。あなたのお宅はいかがですか?
・いつから入っているか思い出せない
・何が入っているのか一目で分からない
・あるのを忘れてダブリ買い
・下が見えず、掘り出すのに時間がかかる
・パックごと冷凍してしまい、使いづらい
「このままではいけない!」「なんとかしたい!」と思った方は、ぜひ次を参考に。
■冷凍室内をゾーン分けする極意!
冷凍品を化石化させないためには、冷凍室のどこに何を収納するかを決める「ゾーン分け」が大事です。「ここは市販の冷食コーナー」「このケースに入れるのはアイスだけ」など、わが家のライフスタイルに合わせてゾーン分けして。違うジャンルのものをテキトーに突っ込まないように!
■上段は2分割するべし!
浅い上段は空間を2分割するイメージ。しょうがやにんにくなど、小さくて埋もれがちなものは迷子防止用のケースに入れて。
上段は「凍らせコーナー」に
冷凍させたい肉や、大容量パックから冷凍用保存袋に移し替えた肉は、重ねてここを定位置に。
■下段にはケースを仕込む!
冷凍品が交ざらないように、空間の半分にハードケースを仕込む。残りの半分はどんな形状でも入るフリースペースに。
下段は「縦収納」に
食品は薄く、四角く整え、立てて収納。すると上から見て一目瞭然。小さいものやハンパなものも立てて見やすく!
***
ついつい買ったものをそのまま突っ込みがちな冷凍室。収納ケースを駆使してゾーン分けすれば、ゴチャゴチャだった庫内がこんなにすっきりキレイになります!「匠の技」を、ぜひマネしてみてくださいね。
監修/中山真由美撮影/林 ひろし取材・文/宇野津暢子
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