Snow Man渡辺翔太&SixTONES森本慎太郎へ先輩・亀梨和也からねぎらいの言葉「さらに未来へつながっていってくれたらうれしい」<DREAM BOYS>

10月29日に「DREAM BOYS」の大千穐楽カーテンコールが行われた/※ザテレビジョン撮影

Snow Man渡辺翔太&SixTONES森本慎太郎へ先輩・亀梨和也からねぎらいの言葉「さらに未来へつながっていってくれたらうれしい」<DREAM BOYS>

10月30日(水) 4:50

10月29日に「DREAM BOYS」の大千穐楽カーテンコールが行われた
【写真】万感の思いでトロフィーを掲げる渡辺翔太

舞台「DREAM BOYS」(10月9日[水]~29日[火]、東京・帝国劇場)の大千穐楽記念カーテンコールが10月29日に行われ、主演のSnow Man・渡辺翔太、チャンプ役のSixTONES・森本慎太郎の他、少年忍者、紫吹淳、鳳蘭が囲み取材に応じた。また、サプライズゲストとして亀梨和也が登壇した。

■一時休館を控える現・帝国劇場最後の「DREAM BOYS」

2004年1月の滝沢秀明主演による初演以来、亀梨和也(2004~2012年主演)、玉森裕太(2013~2018年主演)、岸優太(2019~2021年1月主演)、菊池風磨(2021年~2022年主演)らを中心に、毎年さまざまな組み合わせで演じられてきた同シリーズ。

2025年2月に建て替えのため一時休館を控える現・帝国劇場最後の公演となる今作は、前作(2023年9月)に続き、主演に渡辺、チャンプ役に森本が続投。さらに、総勢21人の少年忍者が出演し、うち9人が初参加となる。なお、20周年にあたる今作で、初演から数えた公演回数は768回を記録した。

■「自信を持ってステージに立ってやっていました」

千穐楽を終えての手応えを問われた渡辺は、「それこそ初演は光一くんの演出でいっぱいいっぱいだったところで、一番『DREAM BOYS』をやられている亀梨くんに見ていただいたときに、『光一くんの演出のスパイスをちゃんと取り入れながらも、渡辺翔太という自分の個性ももうちょっと出さないと駄目だよ』というふうに、しっかりとしたすてきなアドバイスをもらって、それを今年は踏襲してやりたいなという気持ちでやって、それが自分の中ではできたんじゃないかなというふうに思っていますし、自分たちで幕を閉じられることを本当に光栄に思って、自信を持ってステージに立ってやっていました」と振り返る。

亀梨は、「これはちょっと余談かもしれないですけども、昨年の段階で言うとね、ちょっと不安であったり迷いというのが2人にもあって、俺に言ってくれて。今年もこの『DREAM BOYS』があると、誰がやるんだという話で、僕とかもいろいろな角度でお話があったんですけど、2人が自ら進んで、“この帝劇で『DREAM BOYS』をやりたい”と言ってくれていると。すごくうれしかったです、本当に。昨年やったからこその大きな気持ちの変化というのは、すごくすごく僕はうれしかったので、今年の『DREAM BOYS』を最後に2人が締めてくれるというのは、本当にうれしく思っています」とねぎらいの言葉をかけた。

森本は、「しょっぴー(渡辺)と2人で『DREAM BOYS』の0番を挟んで立って、毎日公演していって思うのが、始まってから話が進んでいくにつれて、皆さんの表情で、集中して見ていてそこから笑ったり、また見入ったり、感情の流れというのがより感じられたんですよ。それで最後にしょっぴーが飛んでいるときに、皆さんすっごく華やかな笑顔になって終わっていくという。エンターテインメントの素晴らしさみたいなものをこの『DREAM BOYS』で感じられたので、マジでラストのこの帝劇に立ててよかったなとすごく思います」と喜びを噛み締めた。

同舞台で最も長く座長を務めた亀梨は、現・帝国劇場での思い出を問われ、「自分のことで言うと、光一くんの『SHOCK』のバックから始まったこの帝国劇場さんとのつながりなんですけれど、とにもかくにもエンターテインメントという自分にとっての基礎を学ばせていただいたところでもあるので、リニューアルするということは、未来に向かってすてきなことですけれども、一度幕を閉じるという寂しさというのも非常に感じるところでもあるし、だからこそさまざまな出来事があったりはしますが、ここで学ばせてもらったエンターテインメントというものは、これからも引き続き仲間たちと共有しながら、しっかりとさらに未来へつながっていってくれたらうれしいなという思いでいます」と語る。


「DREAM BOYS」大千穐楽カーテンコールより

■堂本光一は“帝国劇場を本当に愛している方”

演出家・堂本光一への思いについて、渡辺は、「光一くんには、手取り足取り、“語尾はこういう感じ”とか“ここでこういう動きをした方がいい”とか、本当に一から基礎を教えてもらいましたし、自分から相談ごとに行ったときは、演出家の顔から先輩の顔になってくれるという。後輩と接するときの演出家と先輩の使い分けって言うんでしょうかね、そこら辺の器用さとかっこよさが本当に尊敬できるすごい方だなというふうに思いますし、帝国劇場を本当に愛している方なんだなというふうに、演出をしていただいているときからひしひしと感じています」と敬意を払いつつ、「で、光一くんはさっきいらっしゃったんですけど、帰っていきましたね」とコメントし笑いを誘う。

また、先輩・亀梨の登場によりその礼儀正しさがさらに際立っていた渡辺だが、言葉に詰まると「もうアガっているので、記者の皆さん、あまり僕に振らないでください」とたじたじになる場面も。そんな様子を「アドリブそんな得意じゃないよね」と亀梨に指摘され、「はい、アドリブはもう“ガンガン”無理なんで」とあたふた。

また、劇中のアドリブシーンで、客席に向かって“お魚さん”と呼び掛けるくだりを例に挙げられると、「あそこは亀梨くんのアドリブをちょっとまねていたつもりだったんですけど、そこもあんまりうまくないって言われました」と苦笑い。

それを聞いた亀梨は、「俺はアドリブ最長30分ぐらいやってめちゃくちゃ怒られてたから。楽しくなっちゃって(笑)。俺ここから2時間喋れって言われたら喋れちゃうから。さあ行きますか、皆さん!」と客席に呼び掛け、渡辺は「いや、ちょっと勘弁してください(笑)」とさらにパニックになっていた。

一方の森本は、「稽古から、語尾が違うとかイントネーションが違うとか、感情の入れ方だったり発声だったり、基礎を教えていただいて。チャンプをやる上でのチャンプの軸みたいなものを改めて聞かされたんですよ。そこの新しい発見というのが僕の中ではすごくびっくりして。演出家らしい光一くんのマジの思いみたいなものを感じて、“この思いに絶対応えないとな”と思いながらステージに立っていたんですね。光一くんって、しょっぴーも言ってましたけど、時には先輩の姿を見せてくれて、忍者の子たちが硬かったら逆におふざけを入れたりとか、緩急をつけて現場を作ってくださっていて、一緒にお仕事ができて本当にうれしかったなと思います」と振り返った。

亀梨が降壇すると、「めっちゃかっこよくね?亀梨くん」と興奮気味の森本。渡辺も途端に気が緩んだのか、「歩き方かっこよかったもんな」「いなくなったらイジれちゃうんだよ」とふざけて歩き方をまねしてみせる。2人はその後もしばらく「“亀”だったよな!」「うん!いると緊張しちゃうんだけど、いなくなったらイジれるんだよね!」「やばい、後で怒られる」と子供のようにはしゃいで会場を和ませていた。


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