日本ガイシ(名古屋市)とオフィスオーガスタ(東京都渋谷区)は、岐阜県恵那市で12月3日に開催される2人組音楽ユニット「スキマスイッチ」の公演を、再生可能エネルギーの活用とカーボンオフセットによって100%カーボンニュートラルで行う、と発表した。
日本ガイシと恵那市、中部電力ミライズ(名古屋市)が出資する恵那電力が、太陽光発電や阿木川ダム管理用水力発電所(恵那市)から二酸化炭素(CO2)フリー電力を公演会場に供給する。公演は夕方以降に行われるため、太陽光パネルで発電した電力は、事前に恵那電力の大容量蓄電池NAS電池にためて供給する、としている。
観客やスタッフの移動、宿泊、物販品の製造なども含め、公演にかかる全てのエネルギー使用に伴うCO2排出量を約30トンと算出。これを、恵那電力由来の「J-クレジット制度」によって、カーボンオフセット(相殺)する。
オフィスオーガスタは、ライブやコンサートを主要事業としており、スキマスイッチは同社の所属アーティスト。
【関連記事】
・
「仕事による生活の充実」に課題ドクタートラストが47万人のストレスチェックを分析・
使用済み部品再利用でEV上回るCO2削減日本の自動車業界に提言・
日本液炭、宇部工場でCO2フリー電気再エネ由来で排出削減・
木造とRCの混構造でCO2削減住友林業が国産材を活用し社宅建設・
低炭素型コンクリート、公共事業で使用CO2約70%削減、ヤマウが出荷