◆夕方からの東京さんぽ提案「TOKYO EVENING HOPPING」vol.4代々木上原
予定のない休日の午後、あるいは仕事が早く終わった日。このまま家で過ごすのがもったいないように感じたら、この連載の出番です。どこへ行くか迷ったときにぴったりなスポットをお届けする、夕方からの町歩き案内です
定番肉まん、富士桜ポーク肉まん400円。マンゴーミルク600円はグレープフルーツの果肉たっぷり
中華の料理人が本気で作った具だくさん肉まん
町中華よりも上質で、ホテル中華よりも親しみやすい「REI Chinese restaurants」による肉まん・あんまん専門店。定番の肉まんは粗挽きの豚肉と玉ねぎしか入れないシンプルな肉餡だが、ジューシーで肉感たっぷり!注文してから蒸したてを提供、だから皮はモチモチしつつもフワッとやわらかで、ほどよい食べ応え。甘党なら、塩あんまんやミルクまんもぜひ。
REI STEAMED BUN
レイ スチームド バン
TEL.03-6451-5523
住所/渋谷区西原3-1-4トライアングル1F
営業時間/11:00 ~ 20:00(売り切れ次第終了)
定休日/日(祝の場合は営業)、ほか不定休あり
脂が強くなく肉質やわらかな葡萄牛ランプの炭火焼き3630円、グラスワイン1000円?
会話と笑顔があふれる、新感覚イタリアン
気軽に、おいしいものを、お腹いっぱいに!をコンセプトにした居酒屋のように普段使いできるイタリアン。豊洲市場でシェフ自ら目利きした魚介や野菜など「今、これを食べてほしい!」という旬ど真ん中の食材を駆使。しかも奈良漬け×フルーツトマトのニョッキ、もどり鰹のカルパッチョ×山形の郷土料理“だし”など、たやすく味が想像できない組み合わせにワクワクが止まりません。食材の不思議な組み合わせに、これなに?どうして?などスタッフとの会話もはずみ、場の空気はひたすらあったか。「かしこまったお食事ではなく、わちゃわちゃ楽しんでおいしく食べてほしいんです」とシェフ。イタリアでの修業経験はないけれど、だからこそ本場の食材に固執しない柔軟な発想が皿の上できらめいています。工夫を凝らした料理なのに価格は手頃、通わずにはいられない魅力が満載です。
Mokita
モキタ
TEL.070-9262-6812
住所/渋谷区西原3-4-5山田ビル1F
営業時間/11:30~15:00(14:00LO)※金はランチ休17:30~23:00(21:30LO)※日・祝~ 22:00(20:30LO)
定休日/不定
無花果とルバーブを合わせたカツオのセビーチェ2200円。果実や酢、梅干しなど異なる酸味と甘みが、旬のカツオの存在感を濃く強く引き立てる。グラスワイン1200円~
ガストロノミーの技と軽快ワインを気軽に楽しむ
品書きに載るのは「馬、茄子、栗」など素材名のみ。「食材も毎週のように変わるし、同じ食材でも調理法を変えたりソースを変化させたり」とシェフ。場の空気や飲んでいるワイン、時間帯、その瞬間で生まれる料理はまさにヴィーヴル(生きた)な1皿。熟れた果実や新鮮な野菜に肉や魚介を合わせ、香りや食感が重層的に響き合う、目にも舌にも鮮やかな味が待っています。
TU DECONNES
チュデコンヌ
TEL.03-5761-6315
住所/渋谷区上原1-24-13
営業時間/18:00~24:00(22:00LO)
定休日/日・月
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