「テークバックで遠くにコロがす」 青木香奈子がアイアン不調時に行う“世界女王”の鉄板ドリル

フェースの後ろにもう一つボールを置いてアドレス。そのボールを遠くに飛ばすようにクラブを上げると手元と体が同調し、スイングアークが大きくなる(撮影:田中宏幸)

「テークバックで遠くにコロがす」 青木香奈子がアイアン不調時に行う“世界女王”の鉄板ドリル

10月29日(火) 13:53

提供:

今月18日に行われたマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第11戦「マイナビカップ」で初優勝を果たした青木香奈子。同ツアーのパーオン率は2位(78.63%)と、アイアンショットを武器にしている。今週はJLPGA最終プロテストに挑んでいる青木が、アイアン不調時に行うドリルがあるという。それは世界ランク1位に君臨するネリー・コルダ(米国)の鉄板メニューでもある。



テークバックでどのくらいコロがす?青木香奈子のボール2個打ちドリルを連続写真でチェック




アイアンショットの際、手元と体が同調していないと、インパクトでは上から打ち込んで打点がブレます。それに対し、手元と体を同調させて低く長くテークバックできれば、スイングアークが大きくなって、緩やかなダウンブロー軌道で正確にインパクトできます。

手打ちになっていると感じたときにやるのが、ヘッドの後ろにボールを置き、それをテークバックで遠くにコロがしてから打つというドリル。私が憧れているネリー・コルダもやっているメニューで、ボールを遠くにコロがせれば手元と体が同調している証拠です。

私の場合、お腹や背中を大きく動かす意識でテークバックしています。手は体につながっているだけのイメージ。体幹を使って振れば、手先でクラブを上げにくくなる。それともう一つ。7番アイアンで、ボールをスタンス中央より1個分左に置くと、緩やかな軌道でヘッドを入れられます。

■青木香奈子
あおき・かなこ/ 2000年生まれ、宮崎県出身。165㎝の長身で、ショートアイアンが得意。ピンをデッドに狙うプレースタイルで、10月のマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第11戦「マイナビカップ」で初優勝を飾った。今年は6度目のJLPGAプロテスト挑戦で初めて最終まで進んでいる。同時にJLPGAティーチングプロの資格も取得中。


◇◇◇

ドライバーの平均飛距離が250ヤードを超えるマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー屈指の飛ばし屋、伊藤真利奈。関連記事の【「左右の体重移動では飛ばない」 伊藤真利奈は“引く動き”で平均250ヤード超を実現していた!】をチェックして飛距離アップしよう!


<ゴルフ情報ALBA Net>
【関連リンク】
6度目挑戦で初の最終テスト“安定”捨て“合格”のため下した24歳・青木香奈子の決断「ギャンブルでした」
「左右の体重移動では飛ばない」 伊藤真利奈は“引く動き”で平均250ヤード超を実現していた!
打つ直前にやってみよう!ユーティリティは“シャフト肩当てシャドー”でつかまる
JLPGA最終プロテストが明日開幕! 渋野の同級生・渡邊詩織は6度目の挑戦に「しんどかったけどプラスに考えられるようになった」
ALBA.Net

新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ