6度目挑戦で初の最終テスト“安定”捨て“合格”のため下した24歳・青木香奈子の決断「ギャンブルでした」

一念発起!青木香奈子が最終プロテストに初挑戦(撮影:福田文平)

6度目挑戦で初の最終テスト“安定”捨て“合格”のため下した24歳・青木香奈子の決断「ギャンブルでした」

10月29日(火) 8:59

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<JLPGA最終プロテスト事前情報◇28日◇大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6602ヤード・パー72>

「ギャンブルでしたね。これまでは固定給があって安心できた部分があったけど、今年はそれを捨てたので」



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6度目のプロテストに挑む青木香奈子は、昨年下した決断をこう振り返る。2000年4月11日生まれの24歳は、今年から故郷の宮崎県を出て、関東を拠点にプロ生活を続けている。宮崎日大高卒業後は、地元のフェニックスカントリークラブで研修生としてキャディ業務をしながら、プロテスト合格を目指していたが、一念発起した。

「勤務もあったので試合にはあまり出ずに、毎年ぶっつけ本番でプロテストを迎えていました。でもそれだけでは、さすがにうまくいかず。今年は勇気を振り絞って出てみよう」。いわば背水の陣を敷いた。初めてプロテストを受けたのは、19年。本番1週間前に左足首を剥離骨折し1次予選で敗退という苦い思い出がある。その後も挑戦を続けたが、最終まで進むこともできなかった。しかし環境を変えた今年、1次、2次と突破。合格まであと一歩のところまできている。

そのひとつの要因が、試合数が増えたこと。今年はプロテスト合格を目指す選手たちが切磋琢磨を続ける「マイナビネクストヒロインツアー」に参戦し、勤務後の練習ラウンドだけでは得られない実戦感覚を、ここで養ってきた。10試合に出場し、今月の大会では優勝も果たしている。

「試合数を重ねられたのは大きいですね。去年、最終(テスト)まで進んでいるなかにはネクストヒロインに出てる選手が多かった。試合数は大事だなと思って、結果がよければゴルフで稼げるし、一発逆転という感じですね」。勇気を振り絞り、5年ほど勤務した慣れ親しんだ場所を離れたが、ここまではイメージ通りに進んでいる。

友人などに相談しながら選んだ道。姉や父方の親が東京にいることも背中を押し、「初めて」という一人暮らし生活を続けるが、「実家にいるより刺激的で楽しいですね」とゴルフへの集中も保つことができている。「ずっと同じ場所で練習してると、知ってるコースになってしまう。宮崎は広いコースが多いけど、千葉や埼玉は狭いコースもたくさんあって。最初はその狭さに戸惑ってましたけど、慣れてきて、メンタルも強くなりました」。そういって目を輝かせる。

2000年度生まれは“プラチナ世代”とも呼ばれ、現在、米国女子ツアーで活躍する古江彩佳、西村優菜といった選手がいる人材の宝庫だ。しかし青木は、「下の世代にもたくさん強い選手はいる。いろんな人に『もうそろそろ』と言われるけど、そこは深く考えずに自分のペースで楽しくやりたいですね」と、自分の足で、自分がやるべきことを貫いて、ツアープロへの歩みを進めていく。

「普段の試合は、優勝を狙ってピンをデッドに狙うマネジメントですけど、プロテストは優勝を目指すものではない。いかにボギーを打たずに、パーで耐えてチャンスの時にバーディを狙うことを意識してきました」。決断を行動に移した今年の集大成を、ここで発揮したい。(文・間宮輝憲)


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