【写真】白石和彌監督のカメラに向かってポーズを決める仲野太賀
俳優の綾瀬はるかが10月28日、都内で行われた「第37回東京国際映画祭(TIFF)」オープニングイベントのレッドカーペットに登壇した。
■「第37回東京国際映画祭」レッドカーペット開催
「ガラ・セレクション」部門に出品の「ルート29」(11月8日[金]より公開)に出演している綾瀬。この日は、共演の大沢一菜、メガホンを取った森井勇佑監督とともに登壇した。あいさつを求められた綾瀬は「『第37回東京国際映画祭』開催おめでとうございます」と祝福し、「『ルート29』が参加できることをうれしく思います。物語で一緒に旅をした一菜ちゃんと、監督と一緒に(レッドカーペットを)歩ける。お祭り気分で楽しんで歩きたいと思います。ありがとうございます」と声を弾また。
同じく「ガラ・セレクション」部門に出品の「オラン・イカン」に出演のディーン・フジオカも一言あいさつ。「きょうはお集まりいただきありががとうございます」と観客に感謝し、「私ディーン・フジオカは日本からではなく、シンガポール、インドネシアから来ています。いつもとは違った舞台あいさつ、皆さんと一緒に最後まで楽しんでいけたらいいなと思います」と笑顔を見せていた。
■「エシカル・フィルム」賞・審査委員長の斎藤工も出席
また「エシカル・フィルム」賞の審査委員長を務める斎藤工も出席。同部門は、映画を通して環境や貧困、差別など社会課題への意識や多様性への理解を広げることを目的として、2023年より新設された。エントリー作品の中から「人や社会・環境を思いやる考え方・行動」といった「エシカル」の理念に照らしてノミネートした3作品の中から、受賞1作品を決定する。
審査委員長として期待することを聞かれた斎藤は「エシカルという言葉が、ここ数年映画を作る現場でも、企画の段階でもとても大事なワードになっております。映画の世界的な優しさの基準みたいなものが、今求められているのかなと。映画作りに関わる人間として、東京国際映画祭の1つの基準に、同じ審査員の学生たちとともに、エシカルに作品を受け取って、審査させていただけたらと思っています」と語った。
同映画祭は、10月28日から11月6日(水)まで開催。
◆取材・文=大野代樹
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