10月29日(火) 4:30
わが家では2年ほど前から家計管理の一環として、家計簿をつけて、無駄な費用を徹底的にあぶり出しました。項目ごとの節約ポイントを、わが家の実例を交えて紹介します。
食費の節約術として効果の大きかったものは、以下の6つです。
●外食を控える
●弁当、マイボトルを持参する
●食材を使い切る
●国産にこだわらない
●ビール、お菓子の買いだめをしない
●見切り品を買う
わが家では多いときで月5回ほど、外食、テイクアウト、出前などを利用し1万5000円ほどの出費となっていました。また、子どもが生まれたばかりのときには生協などの宅配サービス、弁当の定期宅配も利用していましたが、家計を見直す際に一気に解約しました。
肉・魚も野菜も国産にこだわることをやめました。ぜいたく品は買いだめをやめ、欲しいときに都度買うようにしたら消費が減りました。近所のスーパーでは夜10時以降に見切り品シールを貼り始めるので、翌日食べる魚をよく買います。
図1
経済産業省省エネポータルサイトより引用
図1のとおり、家電製品別の電力消費割合上位はエアコン・冷蔵庫・照明で、この3つだけで夏季・冬季ともに5割を超えます。さらに冬季は風呂の給湯が増えるため、電気ガス代が高くなりがちです。
わが家で実践している電気・ガス料金の節約術は以下の2つです。
●冷暖房を極力使わない
●給湯の水量を減らす(シャワーで済ませる)
図2
東京都水道局よくある質問より引用
図2のとおり、家庭での水道使用量は洗車、食器洗い、シャワーの順に多くなっています。水道代を抑えるコツは「流しっぱなし」にとにかく気を付けることです。
わが家で実践している通信費の節約術は以下の2つです。
●Wi-Fi契約の見直し
●スマホのキャリア乗り換え
ポケット型のモバイルWi-Fiルーターを使用しました。ポケット型なら相場が安く4000円ほどで、家でも外出先でもスマホの通信費を抑えることができます。スマホは格安SIMを利用し、端末を自分で探し通販で買うことで費用を抑えています。
筆者が暮らす埼玉県さいたま市では、令和6年度より子どもの医療費助成が拡大され、18歳までの通院・入院が無料となりました。子どもは3人とも鼻炎・中耳炎持ちで毎週耳鼻科に行くので助かっています。
大人は一度風邪をひいて病院に行くと2000円前後の医療費・薬代がかかります。医療費を節約するには健康でいるのが一番です。
家計を見直すにあたって、お金がかかる趣味から、お金がかからない趣味、収入へとつながる趣味に少しずつ切り替えていきました。
【例1】
スポーツジム月約1万円
→スポーツジム月約5000円
→体を動かすアルバイト(収入プラス)
【例2】
漫画・ゲームでの課金月約1000円
→課金せずにできる漫画・ゲームを利用
→ポイントをためてお金として使えるゲームのみ利用(収入プラス)
写真1
新品のブランド服が、リサイクルショップでは550円(税込)で販売されている。筆者撮影
●服、靴は中古で購入
●化粧品はアンケート会社を通して購入
服は一気に断捨離して、季節ごとに限られた服のみを着る習慣にしました。1季節3着あれば着回せます。化粧品は、求人アプリから「アンケート・レビューを書くことで商品代金を出してくれる会社」を見つけ、1万円程度のファンデーションも無料で手に入れています。
お金をかけなくても家族で楽しい時間を過ごせます。月5万円の節約をすることで年間60万円の余剰金が生まれ、心の余裕も生まれました。物価高騰中の今だからこそ、 これらの方法を実践して、少しでも家計の負担を軽減しましょう。
経済産業省 省エネポータルサイト
東京都水道局 よくある質問
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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