10月29日(火) 10:00
裾上げには主にミシン縫いとまつり縫いの2種類があります。具体的にはどのような違いがあるのかを解説します。
ミシン縫いはミシンを使って直線状に縫いあげて裾を調整するやり方です。縫い目はきれいに直線であるため、裾上げをしても比較的目立ちにくいとされています。なお、ミシン縫いは、お店によってタタキ縫いやステッチ縫いと記載されていることもあるようです。
まつり縫いはミシン縫いに比べて、表から縫い目が見えない縫い方だとされています。そのため、裾上げ箇所を隠したい方にはおすすめです。ただし、ミシン縫いと比べてほどけやすい傾向があるため注意しましょう。
ユニクロでは、裾上げサービスを行っています。購入した商品や値段、縫い方によって有料となる場合があります。
ユニクロのホームページによると、1990円以上の商品であればカットオフ仕上げ、ミシン縫いは無料で裾上げが可能なようです。まつり縫いの場合は280円料金がかかります。1990円未満の商品でも裾上げは対応してもらえますが、すべて有料となります。料金は、カットオフ仕上げ、ミシン縫いが280円、まつり部位が560円です。
なお、ユニクロは裾上げにあたりレシートが必要となりますが、紛失しても対応してもらえるようです。
GUのホームページによると、GUの裾上げサービスはすべて有料で、300円の料金がかかります。裾上げはミシン縫いとまつり縫いの2種類です。商品によって裾上げできるものとできないものがあるようなので、オンラインストアの商品ページか、店舗で店員の方に確認しましょう。裾上げの際はレシートや明細書が必要ですが、なくてもサービスを受けることは可能なようです。
無印良品でも裾上げサービスを受けることは可能なようです。料金や縫い方の種類は表1の通りです。
表1
裾上げの種類 | 料金 |
---|---|
たたき仕上げ | 無料 |
まつり縫いシングル | 700円(消費税込み) |
まつり縫いダブル | 700円(消費税込み) |
※無印良品のHPを基に筆者作成
縫い目が目立ちにくいまつり縫いは有料となるようですが、無印良品の商品であればレシートがなくても裾上げサービスを受けられるようです。
大手ショップでは基本的に裾上げサービスを行っていますが、お店によっては行っていないところもあるでしょう。その場合は、どうやって裾上げをするか解説します。
洋服お直し専門店では、店舗やメーカーに関係なく裾上げをしてもらうことができます。購入時のレシートも必要ありません。さらに、縫い方など細かな要望も聞いてくれるため、こだわりがある方にもおすすめです。
少し時間がかかりますが、自分で調整することもできるでしょう。手縫いはもちろん、自宅にミシンがあればより手軽に自分好みの丈に調整できる可能性があります。
レシートがなくても店舗によっては裾上げをしてくれるようですが、実際に試着した時と状態が違う可能性もあるため、レシートは捨てずに取っておくことをおすすめします。レシートをなくした場合には、店舗に相談しましょう。
ユニクロ店舗のお直しについて
GU店舗のすそ上げについて
無印良品パンツの裾上げサービス
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
■関連記事
お金持ちは「モンクレール」のダウンを着てるって本当? 価格は平均の「20倍」!? 高価な理由についても解説