【写真(82枚)】世界的大ヒット!『損するのは嫌だから』珠玉の名場面
皆さま こんにちは!韓流ナビゲーターみんしるです。
韓流イベントのMCやラジオパーソナリティーとしてお仕事をする傍ら、毎日のように追い続けている韓国ドラマ。今回も私的おすすめ作品や見どころなどをご紹介していきます。
今回再びご紹介するのはAmazon Primeで絶賛配信中!
キム・ヨンデに沼る人が続出した話題作『損するのは嫌だから』です。
先日10月1日に全話終了、これぞラブコメ!な作品として世界的人気を博しました。
簡単なあらすじをご紹介しますと…
人生も恋愛も損したくないと考えながら生きている主人公ソン・ヘヨン(シン・ミナ)が社内公募で賞を勝ち取るため、近所のコンビニで深夜勤務をするアルバイト店員キム・ジウク(キム・ヨンデ)に偽の新郎になるバイト話を持ちかけたことから始まる王道のラブコメです。
見れば見るほと面白く、自分らしく生きようとする現代女性への賛歌も散りばめられているこの作品。全話終了ということでみんしる的見どころを総括的にご紹介します!
■その1. 実はただのラブコメでないんです
物語は主人公が偽造結婚するという一風変わったスタートでした。しかし回を重ねていくとただの胸キュンなラブコメではないことに気づかされます。
そもそもヘヨンがあんな行動に出るのは既婚者ばかりが優遇される状況を打破するためで、このドラマは韓国の独身女性が社会で感じるあれこれをさらりと風刺しているんですね。
またジャヨンは19禁のアダルトもので人気のウェブ小説家、その愛読者は”クルビ教育”の代表キュヒョンのお母さま。声優として活躍するヘヨンの親友ファソンは自由恋愛を楽しむ女性と、ドラマに登場するのは周りにとらわれず自分らしい生き方を楽しもうとする女性たち。
反面、ネットの誹謗中傷や親の虐待など社会の暗部も描いており、ただ胸キュンさせるだけのラブコメではないのです。
■その2. 次世代ラブコメクイーンの候補誕生
このドラマには魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
その中でも見れば見るほど 「可愛い~」 とハマってしまったのがナム・ジャヨンを演じたハン・ジヒン。
富裕層の泥沼バトルを描いた 『ペントハウス』の意地悪娘ソッキョンがこんなにチャーミングな女性になるなんて!と毎回驚かされました。
見ているこちらが 「キィーッ!」となるほどの太々しい意地悪顔は 『ペントハウス』で十分堪能しましたが、このドラマでは可愛らしい姿や冷めた仕草など、くるくると変わる表情と演技が本当に魅力的でした。
それに加え小悪魔っぽくも子どもっぽくも演じられるところが彼女の強み。
スピンオフドラマ 『社長のお品書き』ではそれが存分に発揮されていて、今後、彼女の女優人生が大きく飛躍することは間違いないでしょう。
個人的には次世代ラブコメクイーンに成長すると期待しています。
■その3. 愛さずにはいられないポク・キュヒョン社長
ジャヨンと共にこのドラマを盛り上げてくれたのは” クルビ 教育” の社長、ポク・キュヒョンでしょう。演じたのは 『海街チャチャチャ』や『マイ・デーモン』などで着実に知名度を上げてきたイ・サンイ。
中でもムキムキの体でウ・ドファンと共にボクサー役を演じた『ブラックハウンド』は記憶に新しいところ。
しかもこの方、ミュージカル俳優でもあり第8話で歌うシーンは本物です。
あのシーンで触りだけ歌った曲は、上質な韓国ドラマのOST常連でもあるソヌジョンアの「Run with me」と、イ・ハイが歌う 「BREATHE」の2曲。ともに名曲なのでこれを機にぜひオリジナルも聴いてみてほしいです。
ちなみにこの作品のスピンオフドラマ『社長のお品書き』全2話の一番最後には彼のレコーディング風景も収められておりファン必見。
イ・サンイの魅力はなんとい っても自然と醸し出される人の良さではないでしょうか。
このドラマではコミカルさも加わり、尚且つジャヨンとのケミが最高!
ジャヨンを演じたハン・ジヒョンのインタビューによると、サンイさんがいつもリードし面白いアイデアを色々出してくれて、自分はそれに合わせるだけだったとのこと。
そんな裏話を聞くと、本当に楽しくて優しくて素敵な人なんだなと思わずにはいられません。
■その4. いくつになってもチャーミングな女優、シン・ミナ
シン・ミナ主演と聞けば見逃せないと思うほど韓ドラファンには人気の女優さんですよね。
『僕の彼女は九尾狐』や『オー!マイ・ビーナス』、最近では『海街チャチャチャ』のヘジン役が記憶に新しいところです。
彼女が印象に残るのは、毎回、個性的なヒロインを演じてきたこと。 そしてただ美しいだけでなく内側から溢れ出す可愛らしさが最大の魅力だからでしょう。
しかも今年で実年齢40歳!
相手役のキム・ヨンデは15歳の時に『僕の彼女は九尾狐』にハマったと話していて、そんな憧れの女優との共演はなかなか実感が湧かなかったとか。
実生活では5歳年下のキム・ウビンと恋愛中の彼女、キム・ヨンデとのケミもどこか余裕を感じさせ安心して楽しむことができました。
今までの作品ではあまり見ることがなかった悪態をつくシーンや、里親として多くの子どもたちを我が子のように世話してきた母親が理解できない複雑な思いを吐露するシーンもありますが、彼女が度々見せる言動に母親の温かさを受け継いでると感じさせることも多く、ヘヨンの言葉に度々胸打たれることも。
一筋縄ではいかないヒロインを魅力的に見せてくれたのは、シン・ミナだからこそと思わせる作品でした。
■その5. 今までで一番魅力的なキム・ヨンデ
このドラマで一躍注目を集め、次世代スターとして頭角を表したキム・ヨンデ。
序盤のボサボサロン毛姿が個人的に萌えポイントでしたが、皆さんはいかがでしたか?
以前は彼の声について書きましたが、最後まで見てみるとそれに加え 「まなざし」 も魅力的な俳優だと気づきました。
キラリと光る鋭さではなく、どこかアンニュイさを漂わせたまなざし…。
それが声と相まってさらに魅力的に映るのがこの作品で、『偶然見つけたハル』や『流れ星』とはまた違う姿が印象的。
キム・ヨンデを知っていはいたけどこのドラマで遂にハマってしまったという人も多いはずです。
特に今回は損するのが嫌いなヘヨンとは対照的な、損得ではなく人助けが好きな天使のような青年役で、「ソンニム(お客様)」と呼ばれてみたい妄想が頭を駆け巡りますよね(笑)。
落ち着いたクールな雰囲気のキム・ヨンデですが、実生活ではいつもお小遣いを渡すという妹思いのお兄ちゃん。
またスポーツはもちろんピアノやギターなどの楽器をたしなみ、中国に留学していたことから中国語も堪能と、彼の持つ可能性はこれからもっと広がっていきそうです。
来年には兵役につくようですが、あと2本ほどドラマが見れそうなので楽しみに待ちましょう。
久しぶりに全12話では足りない!と思ったほど、面白く見ることができた『損するのは嫌だから』。
サクッと見れるドラマですがトゥーマッチにならない絶妙なバランスで、恋愛だけでなく今の社会や家族の形を描いている作品でもあります。ぜひスピンオフドラマ『社長のお品書き』とセットで楽しんでください。
Amazon Original『損するのは嫌だから』
8月26日(月)からPrime Videoで独占配信中
みんしる
韓流ナビゲーター。韓流イベントのMCやラジオパーソナリティーとしても活躍中。初めてハマった韓国ドラマはキム・ レウォン主演の『屋根部屋のネコ』。今ではNetflix、AmazonPrime、Disney+、U-nextを駆使し毎日のように韓国ドラマを追う日々。先月はAmazonPrime配信『愛のあとにくるもの』来日記者発表イベントの司会をさせていただき幸せでございました。 YouTubeなどでノーカット版がアップされていますので、ぜひご覧くださいませ。
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