企業から寄付されたラーメンを無償で提供し、食材確保が困難な子ども食堂を支援する「子ども食堂ラーメン寄付プロジェクト」がスタートした。ガストロノミーエクスペリエンス(東京)と有限会社老田屋(岐阜県飛騨市)の共同運営のもと、老田屋ラーメン研究所が実施。3月末日まで、第1期の100の子ども食堂を募集している。
経済的な理由や社会的な事情から十分な食事を取ることが難しい子どもたちが増えており、地域社会で子どもたちに栄養価の高い食事を提供する子ども食堂の役割がますます重要になっている。だが、多くの子ども食堂が運営資金や食材の確保に苦労しており、特に人気の高いラーメンのような食材は十分に行き渡らないのだという。そこで立ち上がったこのプロジェクト。企業から寄付されたラーメンを全国の子ども食堂に無償で提供し、子どもたちに温かい食事を届けることを目指している。
ラーメンとスープ100食セットの無償提供で、1食堂につき最大500食まで。完全無料。参加を希望する子ども食堂は公式受け付けサイト
「ラーメン寄付プロジェクト」
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