キャリアデザインセンターが運営する女性の転職に特化した転職サイト「女の転職type」はこのほど、働く女性426名を対象に「節約」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト「女の転職type」は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
■働く女性の約9割が「節約を意識している」
女の転職type会員に節約を意識しているかを聞いたところ、「やや意識している」が最も多く、「かなり意識している」を含むと約9割が節約を意識していることがわかりました。
また年収399万円以下と、400万円以上で分けて比較すると、年収399万円以下のほうが節約に対する意識が高い結果となりました。
■理由は「収入が少ない・上がらないから」「物価が上がっているから」
節約を意識しているという人にその理由を聞いたところ、「収入が少ない・上がらないから」の72.5%に次いで「物価が上がっているから」が70.7%でした。
年収399万円以下のグループが年収400万円以上のグループを大きく上回った回答は「収入が少ない・上がらないから」「生活に余裕がないから」の2つでした。
一方で、年収400万円以上のグループが年収399万円以下のグループを大きく上回った回答は「老後に備えたいから」でした。
節約を意識している人に、特に節約を心がけているものを聞いたところ、「食費(自炊)」56.0%、「服飾代」53.7%、「美容代」41.1%が上位を占めました。
年収399万円以下のグループが年収400万円以上のグループを大きく上回ったのは「食費(自炊)」「服飾代」の2つでした。一方で、年収400万円以上のグループが年収399万円以下のグループを上回ったのは「美容代」「食費(外食)」「レジャー、旅行」の3つです。
傾向として、年収399万円以下のほうが「食費(自炊)」「服飾代」などの日常にかかる出費を意識して節約しており、年収400万円以上のほうが「食費(外食)」「レジャー、旅行」などの頻度の少ない出費の際に節約を意識していることがわかりました。
■節約したい金額の平均は、月24,920円
節約を意識している人に、月どれくらい節約がしたいかを聞いたところ「1〜3万円未満」が50.3%と過半数を占めていました。
平均すると、節約したい金額は月24,920円という結果になりました。
「これだけは節約しない」と決めているものがあるかを聞くと「子どもの教育費」が20.0%と最も多く、次いで「レジャー・旅行」18.5%、「趣味・習い事」15.7%でした。
その他のコメントには「医療費」や「薬」、「ペット(猫)にかかるお金」などがありました。
■職場での節約術は、“コツコツ派”が多数
節約のために仕事や職場で気をつけていることを聞いてみると、1位「水筒を持っていく」65.7%、2位「お弁当を作る」50.5%、3位「ランチの外食を減らす」39.9%という結果でした。
毎日の出費をコツコツ節約することを心がけている人が多いようです。
■【Q.7 おすすめの節約術は?】
最後におすすめの節約術を聞いたところ、以下のような回答がありました。
・「メルカリで不用品を売ったり、新品を購入したりすること」(20代/事務・経理・人事系/400〜499万円)
・「16時間ダイエットで自然と食事の回数を減らせる。夏は湯船に浸からない」(30代/サービス・販売系/300〜399万円)
・「冬は『湯たんぽ』のフル活用!こたつや電気毛布、ホットカーペットの代わりにしています!」(50代/介護・医療・福祉系/300〜399万円)
・「交通費を使わないように、とにかく歩く、歩く!」(50代/事務・経理・人事系/300〜399万円)
・「お腹が空いたら間食しないで寝る」(40代/事務・経理・人事系/300〜399万円)
・「洗濯の際は液体洗剤ではなく粉洗剤を使う」(40代/その他/300〜399万円)
・「買い出しを週1にして、買い物時点では献立を決めすぎない」(30代/事務・経理・人事系/100〜199万円)
・「廊下や玄関の照明を人感センサーライトに変える」(40代/その他/200〜299万円)
■調査概要
第96回「節約してる?」/データで知る「女性と仕事」
調査期間:2024年9月12日〜9月23日
有効回答数:426名
調査対象:女の転職type会員
調査方法: Web上でのアンケート
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※同調査は「女性」と性自認している人を対象に調査を行っています。
(エボル)
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