いつもの将棋観戦とは一味違う面白さ。世界遺産で国宝の姫路城を借景に「
人間将棋姫路の陣」(姫路市)が11月2、3日に姫路城三の丸広場で開催される。令和元年以来、5年ぶりの開催。対局者は11月2日が長谷川優貴女流二段・大島綾華女流二段、11月3日が豊島将之九段・菅井竜也八段だ。
将棋は相手から取った駒を自らの駒として指せることから、「人は殺さずに活かすべき」という黒田官兵衛の哲学に通じるものがある。16世紀に軍師として名をはせた黒田は播磨国(姫路)の生まれで、姫路城を居城にしていたともいわれる。そんな歴史があり世界文化遺産でもある姫路城、そして日本の伝統文化である将棋をPRするのが目的のイベントだ。将棋親善大使のつるの剛士氏を迎えたゲスト対局や、プロ棋士から将棋を学べる指導対局など、さまざまな催しが予定されている。開催時間は10時~16時。
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