前回からの続き。私はショウコです。子どもを産んでからも水商売の世界で働いています。家族や職場の理解と協力もあり、ありがたい限りです。しかしある日メイを幼稚園に連れて行くと、なぜかみんな私のことを避けています。不思議に思っていると、私のことを指さしながら大声で話している人の姿が。同じクラスのエイミちゃんママでした。私の職業を知ったエイミちゃんママは、私のことを完全に見下している様子。なぜそんなことを言われないといけないのかと思い、言い返そうとすると……。
私が言い返そうとしたその瞬間、元気よく声をかけられ、私はビックリして思わず振り向きました。振り向くと、そこに立っていたのはメイと同じクラスのヒビキくんママでした。お互いに顔をあわせれば挨拶くらいはするものの、そんなに深く話し込んだことはありません。
ヒビキくんママの声に気圧されて、みんな気まずそうに私たちから目をそらします。私はなんだか恐縮してしまい、思わず「ありがとうございます」をくり返します。ヒビキくんママは、私たちをじっと見ているエイミちゃんママ(と、その取り巻き)をチラリと見ると、さらに話を続けました。
エイミちゃんママを中心に、何人かから好奇と軽蔑の眼差しを向けられていた私。そこへ声をかけてくれたのは、メイと同じクラスのヒビキくんのママでした。あまり話したことはないのに……と戸惑っていましたが、どうやら私を庇うために話しかけてくれたようで、その優しさに私は心のなかがじんわりと温かくなるのを感じました。
これからもこの仕事を続けたいと思っている以上、偏見の目に晒されることが幾度となくあるのかもしれません。しかし私は、自分の好きな仕事をこれからも胸を張って続けていきたいです。
今回はヒビキくんのママに助けてもらった形ですが、今度は自分で言い返す強さをもてたら、とも思っています。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・motte作画・吉田ぱんだ編集・みやび
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