<ウチの夫に限って…>過去忘れたいから…「もう話しかけないで!」【第8話まんが:ママ友の気持ち】

10月28日(月) 11:50

【第1話】から読む。
前回からの続き。私(メイコ)は、夫と小学生と幼稚園児の息子(ナオト)の4人家族。穏やかで優しい夫に見守られ、毎日幸せに過ごしていました。息子たちも、明るく優しくスクスクと育ってくれており、今が一番幸せと思える毎日を過ごしています。しかし私には過去にいじめられた経験があります。小中学校のクラスメイトであった「工藤タクヤ」に、ずっと悪口を言われ、蔑まれていたのでした。こんな世界から一秒でも早く抜け出したい。その一心で、高校は遠方の進学校へ。都内の大学に進学し、自分の人生から工藤タクヤを消して生きてきました。穏やかで順調な毎日を過ごしている中で出会ったアンナさん親子。すっかり意気投合したのに、アンナさんが工藤タクヤの奥さんであるということが発覚してしまうのです。

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睨んでる……!

あのとき私は、目をそらすことしかできませんでした。

でもこれだけは、アンナさんに伝えたかった。

私はアンナさんのことが大好きだった……アサヒくんもすごくいい子だし、いい家庭を築き上げているのだから、きっと私の知っている工藤くんとは、今は違うんだってことも想像できる。でも……。

「もう、ほんとうに関わりたくないの……」



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アンナさんのせいでもないし、アサヒくんが悪いわけでもないのです。

でも、やっぱり2人の顔を見るたびに、工藤タクヤの顔がチラついて、昔の地獄の日々を思い出してしまうのです。

そして、 工藤タクヤの顔を思い出すと……震えが止まらなくなるのです。



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久しぶりに見た工藤タクヤは、昔とは別人のような家庭的な顔をしていました。
アンナさんの人柄や、アサヒくんの性格から、穏やかな家庭を築いているのであろうことは想像できました。
きっと良き夫、良き父親なのでしょう。
でもだからといって、過去にされたことを許せるほど私は大人ではありません。
アンナさんやアサヒくんに罪はないけれど、もう二度と工藤タクヤの家族とは関わりを持ちたくない。
その率直な気持ちを、アンナさんに伝えたのでした。

【第9話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ脚本・渡辺多絵作画・よし田編集・石井弥沙

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