10月28日(月) 4:10
マイボイスコム株式会社が「MyVoice」のアンケートモニターを対象に行った調査結果によると、男女別の美容院に行く頻度は表1の通りです。
表1
男性 | 女性 | |
---|---|---|
月に1回 | 26.0% | 8.9% |
2ヶ月に1回 | 39.2% | 26.7% |
3・4ヶ月に1回 | 19.0% | 37.3% |
半年に1回 | 2.8% | 15.9% |
※マイボイスコム株式会社「ヘアカットに関するアンケート調査」を基に筆者作成
アンケート結果から、男性のボリュームゾーンは2ヶ月に1回、女性のボリュームゾーンは3~4ヶ月に1回であることが分かりました。
ここでは、男女ともに20歳から60年間、一定のペースで美容院に通い続けた場合のカット代を計算します。なおカット代は、1回5000円で統一します。
男性の場合、美容院に2ヶ月に1回の頻度で通うとすれば、計算式は以下の通りです。
5000円×6回/年×60年間=180万円
女性の場合、美容院に3ヶ月に1回の頻度で通うとすれば、計算式は以下の通りです。
5000円×4回/年×60年間=120万円
男性と女性とでは、生涯の美容院代に60万円もの差が発生する可能性があります。
美容院代は積み重なると意外と大きな出費になりますが、ちょっとした工夫で節約できる可能性があります。ここでは、美容院代を抑えるためのポイントを紹介します。
通う美容院を固定せず、都度を変えると節約につながる可能性があります。多くの美容院では、新規顧客に対して初回割引を提供しており、カット代が通常料金より安くなるケースがあります。また、さまざまなサービスを省略することにより、1000円や2000円などの低価格でカットのサービスを提供している店舗もあります。カット代が安い店舗や初回特典を受けられる店舗などを利用して、美容院代の節約につなげましょう。
ヘアカラーを選ぶ際には、全体を暗めの色にしましょう。暗いベースカラーは、髪が伸びた際にも根元が目立ちにくい上、白髪が気になる方はハイライトを加えることで白髪をぼかせる効果もあるといわれています。ブリーチやパーマの施術も髪へのダメージが増すうえ、大きな出費にもつながる可能性があるため、節約を第一に考える場合は避けるほうがよいでしょう。
ヘアカットの頻度や美容院でのケア方法によって、男女の生涯にかかる費用には大きな差が生まれる可能性があります。ただし、工夫次第で美容院代も節約できると考えられます。自分に合ったヘアスタイルにしたり、利用する美容院を変えたりすれば、費用を抑えつつおしゃれを楽しめるでしょう。
マイボイスコム株式会社ヘアカットに関するアンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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