10月28日(月) 7:15
<ZOZOチャンピオンシップ最終日◇27日◇アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ(千葉県)◇7079ヤード・パー70>
日本で唯一となる米国男子ツアーの公式戦は、コロンビアの30歳、ニコラス・エチャバリアが優勝。タイガー・ウッズ(米国)が持っていた大会コース記録を1打更新するトータル20アンダーをたたき出した。
ツアー2勝目もうれしいが、日本での試合とはいえそこは米国男子ツアー。手にした賞金も破格だ。優勝賞金は153万ドルで、日本円に換算すると約2億3293万円。やはりスケールが大きい。日本ツアーなら、これが賞金総額と言われても違和感がないぐらいだが、今大会の総額は850万ドル(約12億9400万円)に設定されていた。
ちなみに2位になったジャスティン・トーマスとマックス・グレイザーマン(ともに米国)でも74万8000ドル(約1億1387万円)をゲット。4位のリッキー・ファウラー(米国)も40万8000ドル(約6211万円)を持ち帰った。
日本勢最上位の6位タイになった杉浦悠太は、26万6050ドル(約4050万円)を獲得。これは今季の国内男子ツアーで比較すると、日本の単独開催で最高優勝賞金額に設定されていた「日本オープン」の4200万円に匹敵する金額だ。また今季の日本ツアーで6001万2404円を稼いでいる杉浦だが、わずか1試合で、その70%近い額を手にすることになった。ただし、今回の賞金は国内のランキングには反映されない。
ちなみにDPワールド(欧州男子)ツアーとの共催大会「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」も、優勝賞金は5448万3300円と高額だったが、今大会には遠く及ばない。46位タイで終えた松山英樹は2万357ドル(約309万円)の稼ぎだったが、賞金面でも“さすがPGAツアー!”を体感する結果になった。