今年3月に“極秘プロジェクト”として第一報が伝えられた、トム・クルーズとアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がタッグを組む新作映画の撮影が、11月にもイギリスでスタートすることがわかった。「Variety」が報じている。
【写真を見る】「M:I」や「トップガン」など、近年はアクション映画に出ずっぱりのトム・クルーズ。今作はドラマ作品といわれているが…
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)と『レヴェナント:蘇えりし者』(15)で史上3人目のアカデミー賞監督賞連覇を成し遂げたイニャリトゥ監督にとって、久々の英語作品となる本作。今年1月にワーナー・ブラザースと戦略的パートナーシップを締結したトムにとってはその第1弾作品であり、いまだにストーリーやタイトルなどの詳細はベールに包まれたままだ。
現時点で判明しているのは豪華な共演陣のみ。『落下の解剖学』(23)と『関心領域』(23)で一躍世界的な注目を集めたドイツ出身のザンドラ・ヒュラーに、名バイプレイヤーのジョン・グッドマンとマイケル・スタルバーグ。さらに『憐れみの3章』(公開中)や『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(公開中)で注目を集めるジェシー・プレモンス、そして『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(22)のソフィー・ワイルドが名を連ねている。
「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作が2025年初夏に公開を控えているほか、「トップガン」シリーズの最新作やダグ・リーマン監督と組む“宇宙映画”、クリストファー・マッカリー監督の新作など複数のプロジェクトを抱えているトム。近年はすっかりアクション映画続きだが、このイニャリトゥ監督とのプロジェクトはドラマ作品ともいわれている。いったいどんなトムの姿が見られるのか。続報に乞うご期待!
文/久保田 和馬
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