10月27日(日) 14:30
ツーリストシップは、北海道知床でホテルを運営する北こぶしリゾート、JTBコミュニケーションデザイン、墨田区観光協会、京都府京都市、元離宮二条城運営業務請負事業者のワン・ワールド、奈良県観光局奈良公園室、広島県廿日市市(宮島)、由布市まちづくり観光局と共に、「第1回全国一斉旅先クイズ会」を11月9日(土)に開催。
また、クイズ出題スタッフとして、ANAあきんどの大阪支店および京都支店、NTT西日本 奈良支店が参画する。
守って欲しいマナーを広めるイベント
「旅先クイズ会」は、ツーリストシップが主体となり全国に広めている、マナー啓発イベントだ。
観光地に仮設ブースを作り、近くを通る旅行者にクイズを通して地域ごとの歴史やマナー、ツーリストシップを「とっても楽しく」発信するという。
ツーリストシップという言葉には、スポーツマンシップの観光版の意図が込められている。
旅行者の良き心構え「旅先に配慮したり、貢献しながら、交流を楽しむ」の姿勢や、その行動を指す意図が込められているのだ。
同団体は、「守ってほしいマナーを、いかに楽しく伝え、共感してもらえるか」に特化し、2023年より全国の自治体と連携し開催を続けてきた。
10月現在までに北海道から沖縄県まで15エリアで開催され、延べ参加者数は10月時点で約15,000人にのぼるそう。場所によっては、参加者の9割がインバウンド客の時もあるそうで、多言語に対応し、世界中の人が楽しんでいる。
全国8カ所で「全国一斉旅先クイズ会」開催そんな「旅先クイズ会」が「全国一斉旅先クイズ会」を、世界文化遺産、世界自然遺産を含む計8カ所の観光スポットで11月9日(土)に開催する。
日本全国で連携して開催することで、より効果的に地域ごとの発信内容を旅行者に伝達できるであろう試みだ。
開催場所は、北海道知床の北こぶし知床ホテル&リゾート内。
開催時間は、9:00~11:00・15:00~18:30を予定している。
東京都豊島区では、池袋東口観光案内所にて11:00~15:00に開催。
東京都墨田区のコネクトすみだ[まち処]では、15:00~19:00に開催する。
京都府嵯峨嵐山のJR嵯峨嵐山駅、京都府元離宮二条城の元離宮二条城内では、11:00~15:00に開催。
奈良県近鉄奈良駅前、
広島県廿日市市の宮島桟橋前広場、
大分県由布市(湯布院町)では、11:00~15:00に開催される。
各イベント詳細については、ツーリストシップの公式サイトで確認を。なお、問い合わせは同団体のメールアドレスまで連絡しよう。
旅行者の捉え方が変わることを期待クイズの内容は各地それぞれ異なる。イベントは各観光地ならではの問題を取り上げており、楽しく学び知れるような数分間の楽しいイベントだ。イベント当日は、スタッフ参画企業に加え、学生~現役世代~シニアのボランティアスタッフが中心となり、クイズ会を盛り上げるという。
「旅先クイズ会」開催の効果として、同団体は三つの効果が期待できると語る。一つ目は「劇的なマナーアップ」が得られること。一方的なポスター掲示とは異なり、参加者の皆様とクイズによる双方向の交流を通して、地域を守る旅の仕方へと行動変容をもたらすだろう。
二つ目は「観光客に対する理解の増強」。クイズ出題後にアンケートを取得することで、より詳細な情報を整理することで、次の対策に活かせる。
三つ目は「地域住民と連携した機運醸成」。同イベントは地域住民も参加可能だ。特にインバウンド旅行者とは、普段すれ違うことはあっても、話す機会は少ないだろう。クイズを通して旅行者と接する中で、旅行者の捉え方がきっと変わるはずだ。
同イベントでは会場をZOOMでつなぎ、一体感を作り、各会場ごとに他地域と連携した発信が行われる。
主要観光地が連携して挑む!この機会に、「第1回全国一斉旅先クイズ会」をチェックしてみては。
ツーリストシップ:https://touristship.jp
(江崎貴子)