うつと適応障害で2度の休職。とにかく自分を変えたくて踏み出した1歩
新卒で入社した会社でうつと適応障害を発症し、2度の休職を経験したなおにゃんさん。当時は会社や仕事から「逃げて」しまったと思い、その罪悪感からとても苦しい思いをしたそうです。
「休むことってそんなに悪いんだろうか?」
「そもそも『逃げる』ってなんだろう」
そんなことを考えながら自分を見つめ直した1年間。逃げちゃダメという考えが一般的な世の中で、病気から、会社から、果ては日本からも全力で「逃げた」末に見つけたものとは…?SNSで共感を呼んだ、なおにゃんさんの人生を変えた休職体験記をお送りします。
※本記事はなおにゃん著の書籍『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』から一部抜粋・編集しました。
1度目の休職からわずか3ヶ月で復職した、なおにゃんさん。しかし、ほとんど回復していなかったため、再びうつを発症して2度目の休職生活を送ることに…。
「休職中は、いろんな街を歩いてました。その中で感じたことは、自分の知らないところで人それぞれの生活があるということ。つらい状況にある時は、つい自分を悲劇のヒロインにしてしまいがちですが、私のつらさなんて本来誰にも気づかれないものだし、海の中の一滴に過ぎないくらいどうでもいいもののように思えました。知らない街で知らない家々を眺めていると、そんな風に思えて、少し気が楽になりました」となおにゃんさんは語っています。
著=なおにゃん/『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』
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