キャバ嬢の「一杯いただいてもいいですか~?」を断るとコスパが悪くなる5つの理由――仰天ニュース傑作選

仕事帰りのみずえちゃん

キャバ嬢の「一杯いただいてもいいですか~?」を断るとコスパが悪くなる5つの理由――仰天ニュース傑作選

10月27日(日) 8:45

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過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開2023年6月10日記事は取材時の状況)
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大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。お金持ち、土地持ちを求め、某広告代理店の営業レディからキャバ嬢に転身したのが22歳の頃でした。週5で激務をこなし、気づけばもうとっくにアラサーです。白馬に乗った王子様はいずこ。まさに限界ホステスです。

その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、恋愛やモテに役立つ情報を発信しています。

キャバ嬢に水を飲ませるべからず

2023年の5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行され、街にも活気が戻りつつあるように感じます。飲み会や、出張のついでにキャバクラへ行く機会も増えたのではないでしょうか。

キャバクラでは、フリーのお客様を女の子がマンツーマンで接待します。つまり、あなたに指名しているキャバ嬢がいない場合は、モカちゃんやモエちゃん(共に仮名)が、約15分ごとに入れ替わり立ち替わり隣に座り、一緒にお酒を飲んでおもてなしをしてくれるわけです。

そこで気に入った子がいれば指名を入れるもよし、連絡先を交換するもよし、アフターに誘ってみるもよし。

その前に。たいていのキャバ嬢は席に着いて一通り自己紹介を終えると、「一杯いただいてもいいですか~?」と、ドリンクをおねだりします。キャバ嬢がお客様からいただいたドリンク代の一部は、彼女たちの報酬にプラスされますので、モカちゃんも、モエちゃんもドリンクが欲しいわけです。

「好みじゃない女性にお酒をご馳走したくない!」「キャバ嬢に騙されてたまるもんか」など、様々なご事情があることは百も承知ですが、ここは素直に彼女たちに従っておくほうがスマート。なぜなら、「いやいや、キミは水でも飲んでいなさい」なんてことを言ってしまうと、逆にコスパが悪くなってしまうからです。

今回は、「キャバ嬢の『一杯いただいてもいいですか~?』を断るとコスパが悪くなる5つの理由」を、具体例をあげながら解説します。

①シンプルに場がシラケる

初対面の男性にドリンクをご馳走になるのは、キャバ嬢としても気が引けるものです。しかし、そこはお仕事なので「一杯いただいてもいいですか〜?」と、甘えてみるのです。ここで快くドリンクをオーダーしてくれる男性は素敵。

「キミも何か飲んでよ」と、男性の方からエスコートできるとなおよしです。

しかし、中には「水でも飲んでいなさい!」と、頑なにお酒をご馳走してくれない男性も。もちろんお水をいくら飲んでも、彼女の報酬は1円も増えません。そうなると、女の子によってはあからさまに仕事をサボります。場がシラけます。これでは、楽しいキャバクラ遊びができません。コスパ最悪です。

お酒を飲んで、お店の売上に貢献するのがキャバ嬢のお仕事。誰も好き好んで、ボランティアでおじさんの話し相手をしに来ているわけではありません。よく肝に銘じてください。

②その恋は発展しない

ドリンクを断られたとしても、明るく振る舞い、優しくおもてなししてくれるキャバ嬢も中にはいます。男性の面目を立ててくれる素晴らしい女性です。そこであなたは気を良くして、「来月は一緒に飲もうね」「もっと仲良くなったらごはんも行こうね」と、楽しく飲んだとします。

15分が経過すると、彼女は他のお席に呼ばれます。そこで、通常ならば「連絡先を交換してください」と、彼女から打診があるものですが、無かったとしたら、ドリンク代をケチったあなたが圧倒的に悪いです。あきらめましょう。

③「この後……」なんてもってのほか

「今月はお金がないんだ」「ごめんね」。素直に告白して、彼女たちに愛想笑いをさせて楽しく飲んだとします。なんとか場がシラケることもなく、気持ちよく酔ったあなたは、「この後、もう1軒付き合ってよ」と、彼女の肩を抱きます。

もちろん断られます。どこのキャバ嬢が好き好んで、ケチなオヤジの「もう1軒」に付き合うのでしょうか。いい加減にしてください。

④クソ客として語り継がれる

キャバクラに慣れていなくて、キャバ嬢に対して過度な警戒心がある場合や、本当にお金が無くて「ドリンクは勘弁して」という場合は仕方ないとしても、一度断って女の子の反応を楽しむお客様、そのやり取りを楽しむお客様ははっきり言ってめんどくさい。

「ポッキーゲームに勝ったらいいよ」「じゃあ、今晩エッチなことできる?」

正直、1000円程度のドリンク一杯に対して、そこまで言われる筋合いはありません。舐めんなよ、と言いたいところです。「ああ、それなら結構でーす」と軽くあしらわれるのが関の山でしょう。

ケチな男性として忘れ去られるならまだマシ。あまりにも下心丸出しな駆け引きばかりしていると、クソ客として語り継がれてしまいます。

⑤“オス社会のヒエラルキー下位”を次回以降も引きずる

男性が複数人でキャバクラを利用する場合もあります。キャバ嬢にドリンクをお願いされた際に、「ごめんね……今日はアノ人が大蔵省だから」と、ボス猿に気を遣うお客様もいらっしゃいます。「女の子も好きなものを飲んでくださいね」と、自らエスコートしてくれるボス猿は素敵です。

ただ、そうではない場合、仕方ないこととは言え、なんだか頼りない印象を受けます。“この人はオス社会でのヒエラルキーがあんまり高くないんだろうな”と思われてしまうと、もしも再び来店することがあったとしてもキャバ嬢からの期待値は低く、会話も盛り上がらないかもしれません。

たかが一杯、されど一杯

今回は、「キャバ嬢の『一杯いただいてもいいですか~?』を断るとコスパが悪くなる5つの理由」を、具体例をあげながら解説しました。

場がシラケてしまうだけでもコスパは十分悪い気がしますが、連絡先もゲットできない、アフターにも付き合ってもらえないとなると、高いセット料金まで丸々無駄になってしまいます。ましてやクソ客認定、頼りない男性認定されるとなると、次回の来店時も楽しく遊べない可能性が高いです。

「キャバクラ自体コスパが悪い!」「仕事帰りのキャバ嬢に声をかければ高いセット料金を取られずに一緒にお酒が飲めるんじゃないか」。そんな風に話している男性をお見かけしたことがありますが、吐き気がします。仕事帰りのキャバ嬢に声をかけるのは絶対によしてください。

今晩も節度を守って楽しい夜遊びを。

<文/みずえちゃん>

【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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