10月26日(土) 4:40
日本マクドナルド株式会社の公式ホームページに記載されている、マックフライポテトの各サイズの重量と価格は以下の通りです(2024年9月22日時点)。大きいサイズのほうが、若干コスパが良いことが分かります。
・Sサイズ:74グラム入り190円グラムあたり約2.6円
・Mサイズ:135グラム入り330円グラムあたり約2.4円
・Lサイズ:170グラム入り380円グラムあたり約2.2円
※一部店舗およびデリバリーでは価格が異なります。
次に、冷凍食品のフライドポテトの価格をみてみましょう。今回参考にしている価格は、2024年9月22日時点のネットスーパーでの販売価格です。各社ともに約0.7~0.8円となっており、マックフライポテトよりも価格が抑えられます。
・A社:500グラム入り376円グラムあたり約0.8円
・B社:400グラム入り322円グラムあたり約0.8円
・C社:300グラム入り214円グラムあたり約0.7円
冷凍フライドポテトの調理方法は、商品によって異なりますが、油で揚げるとよりマックフライポテトに近づくと考えられるため、油で揚げるとします。自宅で冷凍フライドポテトを揚げるときに、冷凍食品そのもの以外に必要になるものは次のとおりです。
揚げ調理を行うときに欠かせないのが揚げ油です。油の量を節約するために、鍋ではなくフライパンで調理する方法もありますが、それでも300グラムを揚げるのに油の量は200cc(約1カップ)程度が必要です。仮に1000ccで268円のサラダ油で揚げる場合、200ccの油は約54円なので、フライドポテト1グラムあたりに換算すると0.2円のコストがかかります。
油で揚げるときに注意したいのが、鍋やフライパンのサイズです。揚げている間にポテト同士がくっついたり重なったりすると、調理ムラが出てしまい、うまく揚げることができません。家族で食べるときなどに一度に多くの量を揚げようとすると、大きめの鍋やフライパンを用意する必要があります。
揚げ物のあとは、油を固めて捨てたり、油で汚れた鍋やフライパンを洗ったりなど、片付けの手間がかかります。コストとしては目に見えませんが、家で調理する場合にはこのような手間がかかることも考える必要があります。
マックフライポテトと自宅で調理した冷凍フライドポテトのコストを比較すると、揚げ油のコストを加味しても自宅調理のほうが安くなります。
一方、自宅で調理する場合には、大きめの鍋やフライパンの準備や調理後の後片付けなど、単純にコストだけで比較できない準備や手間が発生します。また、家族で外食に行くことが、楽しみの1つになっている家庭もあるかもしれません。
これらのコスト以外のことも考えて、自分の家庭の状況に合わせて上手に使い分けましょう。
日本マクドナルド株式会社 マックフライポテト
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー