「ヴィンチェンツォ」オク・テギョン&「悪の花」イ・ジュンギが登場!スペシャルイベント「K-ドラマフェス 2024 with Studio Dragon」開催

韓国の人気俳優オク・テギョン&イ・ジュンギが登場した「K-ドラマフェス 2024 with Studio Dragon」/[c]STUDIO DRAGON by CJ ENM. ALL RIGHTS RESERVED./ [c]avex pictures Inc.

「ヴィンチェンツォ」オク・テギョン&「悪の花」イ・ジュンギが登場!スペシャルイベント「K-ドラマフェス 2024 with Studio Dragon」開催

10月26日(土) 7:30

「愛の不時着」「トッケビ ~君がくれた愛しい時間~」といった大ヒット韓国ドラマを手掛けたアジア最大規模のドラマスタジオ「Studio Dragon(スタジオドラゴン)」の作品を楽しみ尽くすスペシャルイベント「K-ドラマフェス 2024 with Studio Dragon」が10月12日に幕張メッセ イベントホールにて開催。2PMのメンバーで「ヴィンチェンツォ」に出演したオク・テギョンと、「悪の花」のイ・ジュンギも登場し、自身が出演したドラマの舞台裏に関するトークステージや、観客との質疑応答や客席の近くに2人が登場する”キャストとの特別な瞬間を感じる“コーナーなど、ファンと共に1日限りのスペシャルなイベントを楽しんだ。
【写真を見る】イ・ジュンギ主演の「悪の花」の日本での舞台化がサプライズ発表!

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MCからのキャスト紹介後、この日を心待ちにしていた観客の熱い歓声と盛大な拍手に迎えられ登場したオク・テギョンは「大事な週末に観に来てくださってありがとうございます。皆さんのために今日は来ました」と笑顔で会場に呼びかけ、イ・ジュンギは「日本の皆さん、お久しぶりです!会場の雰囲気がとても素敵ですね」と爽やかに挨拶。この日のイベントでは各ドラマのステージともに、ファンが選んだ人気シーンを発表する「名シーン総選挙」、観客から事前に募集した質問に答えるコーナーを実施。

名シーン総選挙では、視聴者の選んだ理由をヒントに、2人がどのシーンが選ばれたのかを予想。「ヴィンチェンツォ」ステージでは、3位の「(エピソード13より)大量の豚の血を浴び、ヴィンチェンツォをにらむシーン」を見事当てたオク・テギョンが「撮影用の血は砂糖が混ざっていて思ったより重たかったです。かなり激しく降り注ぐので体がよろけてしまいそうでしたが、一発でOKでした」と撮影時の裏側を明かしました。また、【(エピソード11より)銃口を向けられ涙を見せる、正体がバレ、家に来たヴィンチェンツォを前に豹変する場面】が1位に選ばれ、この投票結果に対して「ちょっと恥ずかしかったですが、皆さんと久しぶりにシーンを振り返ることが出来て楽しかったです」と語った。
「ヴィンチェンツォ」で悪役のチャン・ジュヌを演じたオク・テギョン


ファンからの質問コーナーでは、オク・テギョンが「ドラマで初めて悪役を演じてみた感想・次に挑戦したい悪役」を聞かれ、「思ったより体力面でも精神面でもつらくなることもあり、役柄について考えるのが難しかったですね」と振り返り、「次に悪役をやる時は詐欺師に挑戦したいです」と笑顔を見せた。「お仕事を頑張るモチベーションは?」という質問には「2PMというアイドルとしてキャリアをスタートさせた時からずっと、ステージを観に来てくださったり応援してくださるファンの皆さんの存在が一番のモチベーションです」と力強く答え、会場からは拍手が沸き起こった。

「悪の花」で殺人鬼という顔を隠した主人公ペク・ヒソンを演じたイ・ジュンギ

「悪の花」ステージでは、イ・ジュンギは5位に選ばれた「(エピソード15より)ヒソンにナイフを構え、襲い掛かるヒョンスのシーン」を振り返り「良いシーンとして選ばれたらいいなと思っていましたのでキャスト・スタッフの想いが伝わったのだなと、うれしい気持ちです」と感慨深げ。 そして1位に選ばれた「(エピソード11より)橋の上で泣き崩れながらジウォンに訴えかける場面」については、「このシーンは特に見るだけで胸が苦しくなってしまいますね」と感想を述べ、「ヒョンスが感情を一つ一つ感じていく様子を、僕がキャラクターに服を着せて表情を見せていくように作り上げていきました。僕にとって祝福のような作品でした」と作品への想いを口にし、会場は温かい拍手に包まれた。

続く質問コーナーでは「好きな言葉はなんですか?」と聞かれ、「日本語では『知らんけど』が好き!」とお茶目な回答が飛び出し、会場の笑いを誘う一幕も。また、「ヒソンとヒョンスの2役を演じ分けるにあたり、工夫したことは?」という質問には「視聴者の方には僕が演技をしていると思われたくないんです。その人物の人生を生きていると見せる事を心がけ、皆さんに感動や驚き、謎などを感じていただけるよう日々積み重ねていました」と真摯に述べました。

「ヴィンチェンツォ」での撮影を振り返るオク・テギョン

各作品に携わった脚本家から「サプライズメッセージ」とし手紙が届く場面も。「ヴィンチェンツォ」ステージでは脚本家のパク・ジェボムより手紙が届き「ヴィンチェンツォの宿敵であるチャン・ジュヌは”オク・テギョン”でなければやり遂げることのできなかった最高のヴィランでした」と賛辞のメッセージが贈られると、オク・テギョンは照れた様子を見せながら「ありがとうございます!」と喜びを口にした。また「悪の花」ステージでは脚本家のユ・ジョンヒから「イ・ジュンギじゃないド・ヒョンスは想像すらできません。作家にとって最高のプレゼントです」といった愛のこもった内容が寄せられ、イ・ジュンギは「ありがとうございます。感動しました。想いが伝わってきました」と笑顔を見せた。

ファンに手を振るオク・テギョン

各ステージの後半では、キャストがトロッコに乗り、アリーナ席を回遊しながら観客に挨拶をしたり、一緒にゲームを楽しむコーナーも。トロッコの乗った2人が近くにくると、観客は名前を呼んだり、ペンライトや手を振るなど大興奮。さらに、イ・ジュンギは「悪の花」オリジナルサウンドトラックより「in my heart」「麗<レイ>」オリジナルサウンドトラックより「君のために」の2曲を生歌披露。ドラマを代表する名曲をしっとりと歌い上げ、会場を魅了した。

最後に、オク・テギョンが「今日は楽しかったですか?僕も皆さんとお会いできて嬉しかったし楽しかったです。今年は日本の作品『グランメゾン・パリ』にも出演することになり、また皆さんと会える機会もあるかもしれません。その日まで皆さんお元気で、待っていてくださいね!」と挨拶。イ・ジュンギは「こうして楽しいステージで皆さんとお会いできて光栄です。来年にはまた新しい作品でお会いできると思います。いつもそうしてくださったように、これからもそばにいてください」と本日のイベントの感想と併せ、日本のファンに向けた温かいメッセージが贈られ、会場は大きな拍手に包まれた。

ゴンドラからファンに挨拶するイ・ジュンギ

またこのイベント内でイ・ジュンギが主演した「悪の花」が日本人キャストにより2026年初春に舞台化されることが発表された。今回の舞台化はStudio Dragonとエイベックス・ピクチャーズが戦略的業務提携協定を締結したことで実現。舞台市場の新規開拓、日本をはじめとするアジアでの事業拡大を推進する取り組みの一環だ。2023年にはその第1弾の取り組みとしてオク・テギョンが出演した「ヴィンチェンツォ」を日本でミュージカル化し、話題となった。韓国ではシリアスなイ・ジュンギの熱演が注目された「悪の花」が、日本でどのように舞台化されるのか楽しみだ。

文/編集部


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