馬場咲希の14本を直撃!「曲げないためにディープヘッドからシャロ―の『B3 MAX』に替えました」

4番アイアンを抜いて5Uを入れた馬場。ドライバーもディープ形状からシャロ―形状に変更していた

馬場咲希の14本を直撃!「曲げないためにディープヘッドからシャロ―の『B3 MAX』に替えました」

10月26日(土) 11:02

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今季は米下部のエプソン・ツアーに参戦していた馬場咲希。彼女のセッティングを撮影すると、面白いギアを発見。その詳細をレポートしたい。



馬場の14本全部見せますアイアンの打痕がすご過ぎた【写真】


ドライバーは『B3 MAX』(9.5度)を採用。今までは低スピンで飛ぶディープフェースの『B1リミテッド』を採用していたが、どうして新たなモデルに変更したのか?

「ディープフェース形状の『B1リミテッド』は、スピン量が元々少なくて飛距離が出ていたんですが、ちょっと打点が外れるとスピン量が少なくて曲がりが気になって……。スピン量を増やそうとしてシャロー形状の『B3 MAX』に換えました。シャフトは『VENTUS BLACK 6S』から替えていません」

『B3 MAX』はより重心が深く、高弾道で飛びやすいモデル。最適スピン量で飛ぶため、方向性も安定したのだろう。

『VENTUS BLACK 6S』は、「初めて使ってみたときにボールが強く飛ぶようになって使いました」と馬場。元調子モデルで、思い切り叩きに行けるシャフトが、馬場に合ったようだ。

渡米前は『B1 HY』の3Uと4番アイアンが入っていたが、3・5Uによりやさしい『B2 HY』(18・25度)に換えている。

「より球が上がるUTに換えました。番手間の距離が安定していなかったので、新UTを試したらちゃんと飛ぶようになりました。米国ではどこに行っても乾いたグリーンが多かったので、球が滑ってしまうことがあったんです。UTで上から落とす球が良かった」

4番アイアンだと米国の硬いグリーンでは止まらないことが多かったという。馬場ほどのパワーヒッターでも対応が難しいのだろう。

アイアンは、軟鉄鍛造モデルの『201CB』を使い続けている。ダウンブローだと芯でとらえやすく、最適スピンで打てるハーフキャビティアイアンだ。シャフトは『N.S.PRO モーダス3 ツアー105S』を採用している。

「アイアンヘッドはすごい抜けが良くて、それに打感も柔らかいので、気に入っています。シャフトは、いろいろ試して『N.S.PRO モーダス3 ツアー105S』になりました。重さを気に入っています」

12月には米ツアーの最終予選会に挑む馬場。今季変化したセッティングを武器に、来年の米ツアー出場権をつかめるのか注目したい。

【馬場咲希のクラブセッティング】
1W:ブリヂストン B3 MAX(9.5度/VENTUS BLACK 6S)
3W:ブリヂストン TOUR B XD-F プロト(15度)
3・5U:ブリヂストン B2 HY(18・25度/TR HYBRID 85S)
5I〜PW:ブリヂストン 201CB(N.S.PRO モーダス3 ツアー105S)
50・54・58度:ブリヂストン TOUR B BRM2(N.S.PRO モーダス3 ツアー105S)
PT:オデッセイ ホワイト・アイス iX #9
BALL:ブリヂストン TOUR B X

◇◇◇

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