【マンガを読む】「私も、将来こうなりたい」の声続出! 共同生活を送るマダムたち
90歳のおばーが教える、ゴキゲンに生きるコツ!
SNSで大人気のおばー・大田吉子さんは今年で90歳。夫である孝全さんは2023年に亡くなられたそうですが、沖縄の最北端に位置する「国頭村」では住民みんなと知り合いなので、寂しく感じる時間はないんだそうです。
そんなおばーの元気の秘訣や何気ない日常、おばーなりの生き方をご紹介。「こんな老後も悪くない」と思えるおばーの生活をぜひお楽しみください。
■目標は100歳まで生き抜くこと
私は長年、村の民生委員としてさまざまな人の悩み相談にのってきました。いろんな悩みに回答しましたね。
能天気で笑っているだけに見えるかもしれませんけれど、私だって人生の折々に、それなりに悩みはあった気がします。
けれども、それもほとんど忘れて、今は楽しかったことしか覚えておりません。
まぁ、だからこそこうして元気に楽しく長生きができるのでしょう。
今の私の悩みといえば
私ひとりで息子と孫、ひ孫たちをあとどれくらい幸せにできるだろうかということ。
私の88歳のお祝いで、おじーと一緒に記念撮影しました。沖縄の伝統的な衣装、きれいでしょう?
みんなが笑顔で「ああ楽しい」と言える時間を少しでも長く過ごしてもらいたい。そのために私にできることがあれば、なんでもしたい。幸せをつくっていきたいんです。
私の目標は、100歳まで生きること。
次に、私がいなくなったあと、家族そして世界中の人たちに、もっともっと幸せになってもらうことです。
だから、二度と戦争を起こしてはいけないよ。
世界には残念ながらまだ戦争があるでしょう。それを思うと、胸がとても苦しくなります。だって、世界の人みんなが私のかわいい孫だから。みんなが幸せになってほしいと、今はそれだけを願っております。
世界中の人に、もっともっと幸せになってほしいねえ。
【著者プロフィール】
大田吉子
1934年沖縄生まれ。沖縄本島最北端の国頭村で暮らす。22歳で結婚し、自営の鮮魚・精肉店や農業、畜産業、民泊など多くの仕事をこなしてきた。2023年に夫を亡くして以来ひとり暮らし。子どもは5人、孫10人、ひ孫14人。孫の浩之さんが撮影するTikTok「南の島のおばーと孫」が大人気に。
※本記事は大田 吉子著の書籍『90歳のおばーのゴキゲンなひとり暮らし 孤独を吹き飛ばして幸せに生きるヒケツ』から一部抜粋・編集しました。
著=大田 吉子/『90歳のおばーのゴキゲンなひとり暮らし 孤独を吹き飛ばして幸せに生きるヒケツ』
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