前回からの続き。私はハナネです。夫のユウキの実家には結婚して数年間、飛行機で年1~2回帰省してきました。義実家では義母が長姉のカズミさんと2人暮らしです。しかし夫の地元に帰省するたび、私はカズミさんに意地悪な言葉を浴びせられて嫌な思いをしていました。やがて私は娘のセイラを出産。ユウキが知らせると義母や次姉のアイさんは私を気遣う温かいメッセージをくれたのですが、特にカズミさんからの連絡はありませんでした。
ビデオ通話でセイラの顔を見せると、義母はとても喜んでくれました。ただカズミさんは全く興味がなさそうな様子です。しかし義母が「ちょっとごめんね」と言って、来客の対応をしに画面から離れると……ふいにカズミさんが近寄ってきました。
「本当にユウキの子?」「残念だったね」「女の子が生まれちゃってカワイソー」あまりに失礼な言葉の数々に、さすがにユウキも耐えきれなかった様子です。カズミさんはまだ何か言おうとしていましたが、ユウキは通話を切ってしまいました。
私たちは遠方ですぐに来られない義母に、ビデオ通話でセイラの顔を見てもらうことにしました。しかしそのときちょうど義実家に帰宅してきたカズミさんによって、私たち夫婦はまたしても嫌な気持ちにさせられることに……。
なんとカズミさんは、子どもが生まれたばかりの私たち夫婦に向かって「カワイソー」と言いだしたのです。まるで女の子が生まれてしまって失敗だったとでもいうような、あまりに失礼な言い方にビックリでした。
ユウキがすぐに通話を切ってくれましたが、私の心にはモヤモヤした気持ちが残りました。私のことだけならまだしも、娘の存在まで否定するようなことを言ってくるなんて。なぜここまで傷つけられないといけないのでしょうか。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・motte作画・猫田カヨ編集・井伊テレ子
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