MOVIE WALKER PRESSの公式YouTubeチャンネル内の映画番組、「酒と平和と映画談義」。映画の裏側に潜入レポートや突撃取材、アルコ&ピースが好きな映画を自由に語る映画愛にあふれた映画番組だ。今回は、映画『八犬伝』に出演の黒木華さんと磯村勇斗さんに突撃取材を敢行。『八犬伝』の撮影裏話や俳優というお仕事について、時に熱く、時にユーモアを交えながらトークしていく。「酒と平和と映画談義」黒木華さん、磯村勇斗さん出演回はこちら。
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映画『八犬伝』(公開中)は里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士の運命をダイナミックなVFXで描く「八犬伝パート」と、その物語を生み出す作家・滝沢馬琴と、浮世絵師・葛飾北斎の奇妙な友情を通じて描かれる「創作パート」が交錯する新たな『八犬伝』だ。失明してもなお、口述筆記で書き続け、28年の歳月を費やし106冊という超大作を書き上げた馬琴の偉業は、日本文学史上最大の奇跡として今なお語り継がれる。物語を生み出す苦悩と葛藤と共に作者の目線で描かれる『八犬伝』は、未だかつてない映画体験へと導いてくれる。
取材の冒頭、平子が「虚と実が交錯する前代未聞のエンターテインメント!」と熱く『八犬伝』を紹介すると、その熱量に圧倒され、若干ひるむ黒木さんと磯村さん。「他の取材陣と全然違ぇから」と酒井が畳みかける。その後も『八犬伝』のよさを熱く語り続ける平子。平子が「日本映画の新時代到来!」「虚と実のないまぜが起こすジェットコースタームービー!」など映画を観た高揚した感想に対し、磯村さん自身も台本を読み、撮影している間もどういうふうに映像化されているのか想像もつかず、できあがった映画を見て初めて「こうできあがっていたんだ」と思ったという。
取材は、映画の主題の一つでもある、モノを作る、何かをやり遂げることの難しさ、情熱といった部分に及ぶと、「俳優は台本を読んで膨らませる仕事なので、芸人さんのようにネタを0から1を作ることに尊敬します」と答えると黒木さんに対し、アルピーは、「責任をもってなにかを作り上げる、という意味ではみんなそうで、誰しもに刺さる映画」と映画の興奮を伝えた。
その後も、豪華キャスト陣の撮影時の裏話や、磯村さんの役作り、黒木さんの俳優として大変だったことなど、多岐にわたりトークが展開していく。動画は全三回。映画『八犬伝』を観た後でも、裏側を知ることでより『八犬伝』を楽しめる内容となっている。
取材・文/編集部
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