経済的にも余裕ができ、若い頃より視野が広がったミドル世代。恋愛するなら実は今が一番楽しめると考える向きもある。「せっかくなら20代の美女と付き合いたい」と密かに思っている中年男性も多いのではないだろうか。
年の差恋愛は難しいと言われる昨今、over40男が10歳以上離れた美女と付き合うには、しっかり“戦略”を練ることが大切だ。さて、その具体的な方法とは?
20代美女を射止める3つの戦闘力
兵庫県の結婚相談所「結婚物語。」でチーフアドバイザーを務める仲人T氏は、これまで〇〇組以上の成婚を見守ってきた。T氏は、若く美しい女性を射止めるには【3つの戦闘力】を意識すべきだという。
「3つある戦闘力のうち、1つ目は経済力、2つ目は性的魅力、3つ目は包容力です。経済力は文字通りお金をもっていること。性的魅力は、見た目はもちろんコミュ力やエスコート力も含みます。そして、包容力は年下女性のわがままや不安定さを受け止められる度量が大切。3つのうち、自分がどこに特化しているかしっかり理解しておく必要があります。なぜなら、もっている戦闘力によって、狙うべき女性のタイプが異なるからです」
その中でも、特に希少なタイプは「性的魅力特化型」だという。
「性的魅力といっても、学生時代にモテたとか、同年代の男性と比べて見た目が整っているとかそんなレベルではありません。それこそ、ごく一部の芸能人級のルックスに加えて、女性を楽しませるだけの会話力やエスコート力が必要。見た目にあぐらをかいているだけではダメで、人生経験はもちろん、相当女性慣れしている必要があります」
この手の男性には、性格的にも安定した爽やかな美女、イメージでいうと大谷選手の奥様・真美子さんのようなタイプからも好かれやすい。
「年齢に関係なく本人の魅力で女性に好かれるタイプですので、特別な経済力や包容力も必要なく、戦闘力の配分でいうと【性的魅力8割・経済力1割・包容力1割】くらいの塩梅の人です」
経済力特化型がアプローチすべき相手は?
美女からモテる男と聞いて連想しがちなのが「経済力」に秀でたタイプだろう。
「経済力特化型は、いわゆる『港区女子系』の女性から需要があります。このタイプの女性は明るくメンタルもタフ。ネイルも常にきれいな状態を保ち、バッグを始め服飾品は高いものを身につけている港区女子系は、お金がない相手と結ばれたら不幸になるという思いが人一倍強い傾向にあります。そのため、経済力が飛び抜けていれば、多少顔が散らかっていてもOK。
ただし、ただ単に資産が多いだけだとモテません。その財産を惜しみなく年下美女に使ってあげられるかをアピールする必要があります。【経済力6割・性的魅力2割・包容力2割】くらいのバランスがいい塩梅でしょう」
見た目と経済力が平凡でもチャンスはある!
だが、性的魅力も経済力も一長一短で身につけられるものではない。そのどちらももっていない場合、磨くことができるのが「包容力」だ。
「包容力のある年上男性、すなわちお父さん的な愛情を求めている女性は一定数います。包容力特化型はお金もルックスも秀でていなくてもOK。戦闘力の配分は【包容力8割・性的魅力1割・経済力1割】くらいですね」
だが、いくら包容力があるといっても、経済力と見た目が普通の男が20代美女と付き合うことはできるのか?
「可能です。包容力は金とルックスに劣らない男の武器。今からでも磨くことができます」
と、太鼓判を押すのはライターの山田ゴメス氏だ。40歳を過ぎたあとも数多の20代女性と交際、常に女性が途切れたことがなく62歳の現在もなんと30歳以上年下の女性と懇意な仲にある。「年上男性が包容力を発揮するには、ちょっとしたコツがいる」と話すゴメス氏。後編ではゴメス氏に「包容力を発揮するコツ」を教えてもらう。
仲人T氏
兵庫県高砂市の結婚相談所「結婚物語。」のチーフアドバイザー。相談所の公式ブログの記事が婚活男女のみならず、多くの読者から人気を博す。X公式アカウント(@NakoudoT)
山田ゴメス氏
ライター兼コラムニスト&イラストレーター。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書多数。
<取材・文/高橋あすな>
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