『八月のクリスマス』(99)や『危険な関係』(14)で知られる名匠ホ・ジノ監督の最新作『満ち足りた家族』が2025年1月17日(金)より全国公開することが決定。このたび2組の夫婦が食卓を囲むミステリアスなポスタービジュアルが解禁され、11月中旬に本作に出演するチャン・ドンゴンとジノ監督が来日することが発表された。
【写真を見る】第29回釜山国際映画祭「アクターズハウス」に登壇したソル・ギョング
『八月のクリスマス』で商業長編監督デビューするなり韓国映画ニューウェイブの始まりをいち早く世界に告げたジノ監督。監督最新作『満ち足りた家族』では、家族間の親密な描写を細やかに積み重ねながら、人間の心理の奥底に潜む淀みや揺れ動きを緻密にかつ衝撃的に描く。
キャストには、『ペパーミント・キャンディ』(99)、『オアシス』(02)などのソル・ギョング、『ブラザーフッド』(04)などに出演の人気スターであり、約5年ぶりのスクリーン復帰となるドンゴン、韓国ケーブルテレビ市場高視聴率を記録したドラマ「夫婦の世界」に出演のキム・ヒエ、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(17)などハリウッドでも活躍するクローディア・キムら韓国を代表する名優が集結。弁護士の兄と医者の弟は、それぞれに美しい妻を持ち、高校生の娘や息子を育て、何不自由ない満ち足りた生活を送っていた。だがある日突然、2人は子どもたちに関する恐るべき秘密に直面し、家族の運命が狂い始めていく…。
2023年秋のトロント国際映画祭でワールドプレミアされた本作はその好評が瞬く間に伝わり、以後2024年秋までの約1年間で20前後の映画祭に入選するという快挙を達成している。
さらに、ドンゴンとジノ監督の来日が決定し、11月20日(水)にジャパンプレミアへの登壇が決定。映画公開に先駆け、日本でのプロモーションに臨むということで乞うご期待。
文/山崎伸子
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