10月25日(金) 19:20
リドリー・スコット監督最新作『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の特別映像「ミュージック・メイキング」が公開された。
本作は、古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍の復讐劇を描いた映画『グラディエーター』の続編で、前作から十数年後のローマ帝国が描かれる。ポール・メスカルが主演を務めるほか、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、コニー・ニールセン、ジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーらが出演する。
公開された映像には、スコット監督に加え、前作の音楽を手がけたハンス・ジマー、そして本作の音楽を務めたハリー・グレッグソン=ウィリアムズが登場し、本作で奏でられる楽曲のレコーディング風景などが映し出される。『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『バックドラフト』のメインテーマで知られるジマーはウィリアムズに対し、「素晴らしい作曲家だ。彼の才能には驚かされるよ」と賛辞を贈っている。
そんなウィリアムズは本作の楽曲制作について、「ハンスが手がけた前作の要素を取り入れた。だから最高の音楽に仕上がったんだ。リドリーは音楽に対して非常に正直だ。彼がイメージする物語の明暗を、私が音で表現する。アクションシーンの迫力と、ローマの品格とのバランスを保ちながらね。“(主人公)ルシアスが、(前作の主人公)マキシマスとなる”という文を台本で目にして、ハンスのように、この映画を象徴するルシアスのテーマを作ろうと決めた」と充実の表情で手ごたえを明かしている。
さらに映像内には、ウィリアムズの手がけた音楽を絶賛するジマーとスコット監督のコメントも。ジマーは「ハリーはそれ以上を成し遂げた、素晴らしいことだ」、スコット監督は「音楽はメッセージだ。映画に命を吹き込んでくれる。この作品を見て、誰もが共感するはずだ」とそれぞれ語っている。
また、新デザインとなるDolby CinemaバージョンとIMAXバージョン、4DXバージョン、ScreenXバージョンのポスター4種も公開された。
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』特別映像「ミュージック・メイキング」
<作品情報>
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
11月15日(金) 公開
公式サイト:
https://gladiator2.jp/
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