韓国発のWEBコミックが原作で、日本では2018年8月から「LINE マンガ」にて連載をスタート。国内累計閲覧数7000万views(2024年8月時点)を越える人気作品を日本のサスペンスホラーとして映画化した『他人は地獄だ』の完成披露舞台挨拶が、10月24日に、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で実施され、W主演の八村倫太郎(WATWING)と柳俊太郎、共演の岡田結実、そしてメガホンを取った児玉和土監督が登壇。栁が八村の撮影現場でのかわいらしい様子を披露する一幕が見られた。
【写真】柳俊太郎が「俺こんな顔してたっけな」と話すヨンキ氏のイラスト11月15日より全国公開される本作は、不気味な入居者たちが暮らすシェアハウス「方舟」に、地方から上京してきたユウが入居したことをきっかけに不可解な出来事が発生していくサスペンスホラー映画。
ユウを演じる八村は、観客を前に「ついこの間に撮って、いま目の前にみなさんがいて、これから流れるというのが想像もつかないくらいのスピード感なんですけど、そのスピード感も自分の中ですごく新鮮です」と目を輝かせ、「初主演でやらせてもらったんですけど、僕はホラーが苦手なんですよ。だから自分がその世界の中にちゃんと溶け込んでいるのか不安なんですけど、すごく面白い話になっていると思いますので、今はみなさんの反応が楽しみだなというのが素直な気持ちです」と心境を吐露。
一方、シェアハウス「方舟」の住人たちのリーダー的存在であるキリシマ役を務める柳は「自分が怖がらせる側だと、正直な話、まったく怖いと思わなくて、みなさんに見ていただいて反応が返ってくるまで(良し悪しが)わからないのでめっちゃ怖いんですけど、監督を信じているし、周りの役者のみんなは『完璧だったと思うから自身持って』って言ってくれるので…」と一刻も早く本作の感想を聞きたい様子だった。
また、原作のヨンキ氏から本作のメインビジュアルをもとに描いたイラストがお披露目されると、柳が「超貴重な経験なんですけど…俺こんな顔してたっけな(笑)」と苦笑。八村から「これっすよ、マジで。超怖いっすよ」と声が飛ぶと、栁は「(役のイメージを崩さないように)今日しゃべらないほうが『なんだあいつ』ってなって、映画を見て『うわーっ』ってなるかなって思ったけど、もう普段の俺がバレちゃったね。忘れてください、一旦」と会場の笑いを誘った。
それから撮影時の話題では、八村のかわいらしい一面が垣間見える一幕も。柳は撮影を振り返って、和気あいあいと楽しく撮影できたと話し「倫太郎が最初に意気込んでいたのを感じて、みんなをまとめようとしてくれていたんですよ。それがかわいいし、『そんなに頑張らなくてもいいんだぜ』、『俺ら大人だし、むしろこっちがフォローしてやるよ』って気持ちでいたけど、なんか背負っていたからほっこりしました」と八村の肩をポンポンと叩きながらエピソードを披露。
続けて、柳の入り時間が遅かった日に、八村がずっとしょんぼりしていたとスタッフから聞いたことがあったそうで「俺が行ったら『俊さ〜ん︕』って来てくれるんですよ。かわいいなと思って」と八村の人懐っこさに目尻を下げ、サスペンスホラーの撮影現場とは思えない、ほっこりとした裏側の様子を語った。
※柳俊太郎の「柳」は木へんに夘が正式表記
映画『他人は地獄だ』は、11月15日(金)よりグランドシネマサンシャイン 池袋、イオンシネマほか全国公開
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