第76回カンヌ国際映画祭の監督週間&カメラ・ドール部門選出、第48回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門クロージング作品にも選ばれた、わんぱく悪ガキッズたちの冒険映画『リトル・ワンダーズ』(公開中)。このたび、日本公開を記念し映画本編より少し大人になった子どもたち4人が撮影時をふりかえりながら語るスペシャルコメントムービーとメイキング&オフショット写真が到着した。
【写真を見る】若きころのリヴァー・フェニックス、ナタリー・ポートマン、マコーレー・カルキンを彷彿させる悪ガキ3人組
解禁されたのは、悪ガキッズ「不死身のワニ団」と魔女の子ペタルを演じた4人の子どもたちの成長がわかる、いまだけの貴重なコメント&メイキング映像だ。ちょっと大きくなって将来の器を感じさせる現在の本人たちから、日本公開を記念してのメッセージ動画となる。『スタンド・バイ・ミー』(86)のリバー・フェニックスのような顔立ちのチャーリー・ストーバー(ヘイゼル役)は「わくわくの連続だった」と、『レオン』(95)のナタリー・ポートマンのようにコケティッシュなフィービー・フェロ(アリス役)は「料理シーンが印象的」と語る。
『ホーム・アローン』(91)のマコーレー・カルキンのようにキュートなスカイラー・ピーターズ(ジョディ役)は「この映画は魔法がいっぱい」と、ファニング姉妹のような可憐さと大人顔負けの落ち着きを放つローレライ・モート(ペタル役)は「お気に入りはダンスのシーン」とコメント。4人とも、日本公開をとても喜んでいるようだ。
当時のメイキングと一緒に見比べてみると、彼らの成長が見て取れるし、将来の器を感じさせる大人顔負けの全能感がいまもなお健在なのがよくわかる。そんな彼らの生き生きとした表情を切り取った本編『リトル・ワンダーズ』を大スクリーンで観ていただきたい。
また、愉快な子どもたちの活躍を描いたオリジナルグッズや劇場用パンフレットも劇場で販売中だ。映画を観たあと、余韻を味わいながら、ぜひグッズも手に取ってみてほしい。
文/山崎伸子
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