【写真】99本の“悪魔の鍵”を破壊するため、旅を続ける間宮祥太朗“照朝”
間宮祥太朗主演のドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系/TVer・Hulu等にて配信)が6月9日に最終話を迎え、その続編である「劇場版ACMA:GAME最後の鍵」が10月25日(金)より映画化されることが決定した。本作はメーブ原作、恵広史作画の同名漫画を実写化した「悪魔の鍵」を賭けて争う“究極のデスゲーム”。
このたび、WEBザテレビジョンでは同作のプロデューサーを務める岩崎広樹氏にインタビューを実施し、映画化に至るまでの経緯などを語ってもらった。
■「ACMA:GAME」は大きな挑戦
――映画化が決まったのはいつ頃ですか?
「ACMA:GAME」の映画化は、連続ドラマの企画決定時と同時に決定していました。映画とドラマを合わせてスケールアップすることで動き出した企画です。最初に大庭佑理Pが企画書を書いたときは、連続ドラマのみの企画だったのですが、「ACMA:GAME」の世界観を実現するには、大型作品としてVFXやセット美術に予算投下をする必要がありました。この作品はスクリーンサイズで見ていただく方がより面白くなると考えて、映画につなげる為に、連続ドラマを設計していくというプロセスでした。
――日本テレビの気合いの入り方、番組への熱量が極めて高いと感じるのですが「ACMA:GAME」に懸ける特別な思いがあるのでしょうか?
配信プラットフォームの登場で、日本のドラマ制作環境は大きな変革期にあると思います。グローバルプラットフォームのコンテンツを世界に届ける力や作品の規模感と比べて、地上波ドラマが見劣りしてしまうという危機感がある中で、今回はHuluでの国内配信だけでなく、Prime Videoでの世界配信に日本テレビとして初めて臨んだ作品でもありました。
コンテンツ制作スタジオとして、より多くの方々に見ていただけるスケールの大きい作品を作る力を備えて世界市場を目指してく中で、「ACMA:GAME」はその第一弾の大きな挑戦でした。その分、特別な思いがあります。
■見どころは「3人の友情の行方」
――連続ドラマと比べ、映画化に求めることや視聴者に楽しみにしておいて欲しいことはありますか?
連続ドラマでは人々を狂わせる99本の悪魔の鍵の謎を追い、その全てを破壊することが主人公の行動動機でした。映画では、新しい悪魔やゲームも登場する中で、サブタイトルにある「最後の鍵」に向かって、主人公・照朝たちの最後の旅が描かれます。
99本の鍵の「最後の鍵」を目指し、原点の古代遺跡に向かっていくストーリーラインになっていくので、古代遺跡の扉が開いた先の最終決戦を楽しんでいただけたらと思います。
あとは間宮さん演じる照朝、田中さん演じる初、古川さん演じる悠季の堅い信頼で結ばれた3人が最後の戦いに臨んでいきます。そこで巻き起こる衝撃的なゲームの結末や、涙なくして見られない大団円…というエンタメ要素がふんだんに詰め込まれた物語になっていますので、3人の友情の行方を楽しみにご覧いただけるとうれしく思います。
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