【第1話】から読む。
前回からの続き。私(アンナ)は、夫のタクヤと幼稚園児のアサヒとの3人家族です。人見知りなところがある私は、明るく社交的なタクヤに惹かれて結婚。タクヤは私とアサヒをとても大切にしてくれており、毎日幸せに過ごしています。そんな中、タクヤの仕事の関係で引っ越しをすることになったわが家。新しい環境に馴染めるか不安だった私たちを最初に受け入れてくれたのが、森田さん親子(メイコさん・ナオトくん)でした。アサヒにとってもナオトくんは大切な友だちだし、私にとってもメイコさんは信頼できるママ友。私たちは互いの家を行き来するほどの仲になったのです。しかし夫のタクヤと会って以降、メイコさんが明らかに私を避けるようになってしまったのです。
「少しだけ話させてよ。私、何かした?」
私は、少しでいいから話をさせてほしいとお願いしました。
メイコさんの帰り道がてら、私はあとをついていきながら話しかけ続けます。
「なんで避けるの?明らかに避けてるよね?ウチに来たときから様子がおかしいじゃない」
「メイコさん、うちの夫と同級生だったんだって? 言ってくれればいいのに。なんで黙っていたの?夫に会ってからだよね?メイコさんが私たちを避けるようになったの」
メイコさんが「夫」という言葉に過剰に反応するのがわかりました。
「もしかして、夫と付き合っていたとか?」
と、私が聞くと……。
「やめて!!!!!」
と、ものすごい勢いでメイコさんは怒ってきたのです。
もしかしたらもう仲良しではいられなくなるかもしれないけれど……。
私はメイコさんの口から避けられている原因を聞きたい。
その一心で、メイコさんを追いかけました。
メイコさんは夫の話をするとき、辛そうに、嫌そうに、眉間にしわを寄せながら話していました。
「できれば思い出したくない」
そんなメッセージが伝わってくるような……。
最初は夫とメイコさんはもともとお付き合いをしていて、嫌な別れ方をしたのかな?
と思っていました。
しかし彼女の口から語られたのは、なんと夫からいじめを受けてきたというものだったのです。
【第6話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・渡辺多絵作画・よし田編集・石井弥沙
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