10月25日(金) 9:00
M・ナイト・シャマラン監督最新作『トラップ』の特別映像「“全て罠”編」が公開された。
本日、日本での公開初日を迎えた『トラップ』は、ゴージャスなアリーナライブの会場を舞台に予測不能の騙し合いサスペンスを描いた作品。溺愛する娘と世界的アーティスト、レティ・レイブンのライブを楽しむ家族思いの父親のもうひとつの顔……それは、指名手配中の切り裂き魔。そしてこの巨大ライブこそが、彼を捕まえるため仕組まれた前代未聞の“罠(トラップ)”だった――。
公開された映像は、謎のサイコキラーを追うFBIの敏腕プロファイラーが巨大アリーナに到着する場面から始まる。「この観客席の中に私たちが探している人物がいる。彼は私たちの包囲網に気づいている」と語る彼女の後ろ姿に続いて、家族思いの父クーパーの顔と300人を超える警官が巨大アリーナに配備される映像が映し出される。
アリーナ席では、何度も「パパ」と呼びかけられたクーパーは我に返り「すぐ戻る」といきなり席を立つ。続いてシャマラン監督が登場し、自らの集大成となる本作は「私の作品の中でも異色です」と語り始める。謎の密室に監禁され「助けて」と叫ぶ青年の姿をスマホで確認するクーパー、レディ・レイブンのステージとバックヤードの場面が登場し、監督は「面白いスリラー映画になると思いライブ会場を舞台にしました」と明かす。
家族思いの良き父であるクーパーは、サイコな切り裂き魔というもうひとつの顔を持つ男。この難役を演じたジョシュ・ハートネットは、「クーパーは娘を溺愛する父親で、“トラップ”つまり罠にはめられていると気づきます」と説明。カメラはアリーナ席からスタンド席、客席通路へと、周囲を冷静に観察するクーパーのシリアスな顔を捉える。
本作を「ダークで斬新で面白い」と微笑むのは、レティ・レイブンを演じ、華麗なパフォーマンスを披露しているサレカ・シャマランだ。罠の中でもがくクーパーと、父の正体を知らない娘、切り裂き魔を追い詰めていく警官たち……ハートネットは「シャマラン作品を見ていると徐々に恐怖心が湧いてきます。その緊張感は彼にしか作り出せません」と太鼓判を押す。
映像のラストにはシャマラン監督が「映画館で見てください。他の観客と一緒に笑ったり息をのんだり、ハラハラしてほしい」とメッセージをおくる。映像では娘が父の異変に気づく場面が断片的に登場する。逃げ場のない状況で主人公は罠=トラップから抜け出せるのか?娘は父の“正体”に気づくのか?期待の高まる、しかし結末の予想できない“罠だらけ”の映像になっている。
映画『トラップ』特別映像“全て罠”編
<作品情報>
映画『トラップ』
公開中
映画『トラップ』日本版ポスター公式サイト:
https://wwws.warnerbros.co.jp/trap/
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