ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じる「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」の公開日が2月28日に決定し、予告編(https://youtu.be/KrAN89ikZck)と場面写真が披露された。
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【フォトギャラリー】「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」場面写真
メガホンをとったのは、「ウォーク・ザ・ライン君につづく道」「フォードvsフェラーリ」を手掛けたジェームズ・マンゴールド監督。1960年代初頭、後世に大きな影響を与えた米ニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく姿を描く。ディラン本人が製作に協力し、シャラメはプロデューサーとしても参加した。
予告編は、シャラメ扮するディランが故郷のミネソタを後にし、フォーク・ギター1本だけを抱え、ヒッチハイクでニューヨークへ降り立つシーンで幕を開ける。米ソ冷戦や公民権運動、若者文化の興隆など、社会・文化が大きく変わろうとする激動の時代の中で、何者でもなかった19歳の青年は様々な人々と出会い、魅力的なパフォーマンスと時代の心を掴んだ歌の数々で一気にスターダムを駆け上がっていく。
彼の存在は大きく時代を動かし、「フォーク界のプリンス」「若者の代弁者」として時代の寵児となっていくが、その栄光の日々の影には苦悩が隠されていた。高まる名声とは裏腹に、自分への周囲の期待と、本来の自分自身との軋轢に葛藤する彼に運命は過酷な試練を与える。65年7月25日、5日前に発表したばかりの新曲を携え向かったニューポート・フォークフェスティバルの舞台。ディランの手にはエレクトリック・ギターが握られていた。
20世紀最大の詩人・パフォーマーでありながら、今なお現役ミュージシャンとして舞台に立ち続ける“生きる伝説”を演じたシャラメは、全身全霊を込めて若き日のディランを完全再現。ビジュアルだけでなく、全ての歌唱シーンを自身で歌い上げ、圧巻のパフォーマンスを披露する。予告映像ではディランの初期の名曲「北国の少女」に加えて、04年にローリング・ストーン誌が史上最高の名曲No.1に選出した「ライク・ア・ローリング・ストーン」も聞くことができる。
映像には、ボイド・ホルブルック演じるジョニー・キャッシュや、ピート・シーガー役のエドワード・ノートンや、当時のディランの恋人スージー・ロトロにインスパイアされたシルヴィー役のエル・ファニング、「フォークの女神」ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロら豪華共演陣の姿も収められている。
【作品情報】
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名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN
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