【写真】野球のメインコメンテーターを務める川崎宗則
“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(毎週日曜夜10:00~10:30ABEMA SPORTSチャンネル)#58が、ABEMAにて10月20日に生放送され、MLBのポストシーズンを特集した。
本番組では、ABEMAで厳選11試合が無料生中継される「MLB2024ポストシーズン」や、サッカー日本代表選手がプレーする欧州サッカーなど注目スポーツの最新情報を毎週日曜に生放送で公開している。
本放送回では、野球のメインコメンテーターとして、元メジャーリーグ選手の川崎宗則、コメンテーターとして鬼越トマホークの金ちゃん、フリーアナウンサーの山本萩子が出演した。
■10月20日の放送では
MLBコーナーでは、10月13日の放送に引き続き、大熱戦がくり広げられているポストシーズンを特集した。
大谷翔平選手と山本由伸投手が所属のロサンゼルス・ドジャースは、優勝決定戦となるワールドシリーズに駒を進め、日本時間10月26日(土)からニューヨーク・ヤンキースと対戦する。本放送回では、ドジャースと対峙するヤンキースを深掘りしていった。
リーグチャンピオンシップシリーズでの軌跡を映像でふり返るとともに、野球好きで知られる山本がヤンキースの注目選手を発表した。山本は、クローザーのルーク・ウィーバー投手をイチ押しし、「文字どおり、ドジャースに立ちはだかるであろう投手。入団当初から考えると、驚くほど覚醒した選手なんです」と紹介した。ウィーバー投手は9月にクローザーに転向すると、ポストシーズンでは1勝0敗4セーブという好成績を記録するなど、クローザーというポジションで覚醒したきっかけについて、山本は「チームのエースであるゲリット・コール投手の助言で、直球のにぎりを変えたらしい。それによって、球速が約3キロアップしたことに加えて、ボールが7センチ以上、浮き上がって見えるようになった。映像を見ると、ボールのはるか下で打者のバットが空を切っているんです」と解説した。
川崎も「直球のスピン量はスゴいですよね」と相づちを打ち、「上原浩治さんを思い出す。上原さんの直球もすごくスピンがかかっていて、打者はボールの下でふってしまっていた。『じゃあ、ボールの上をたたけばいいじゃん』とねらうと、チェンジアップを投げられてしまうんです。チェンジアップは直球に見えるので、『次はバットの上にくるの?下なの?』と混乱する。こういう投手がいちばん対戦しにくいんですよ」と証言した。
また、ウィーバー投手のポストシーズンの球種割合を見ると、6割がストレート、3割がチェンジアップという特徴的なデータに、川崎は「カーブなどの曲がり球のほうが打者はチャンスとしてねらってくるので、こうなると思う!これがいちばん打たれない球種なんです」と納得の表情を浮かべ、「本当に上原浩治さんみたいだなぁ。ヤンキースのコウジウエハラ」と2013年のワールドシリーズの胴あげ投手となった上原の名前を改めてあげていた。
その“覚醒”守護神と大谷選手の来る対決に向けて、川崎は「まっすぐの速い球をねらって、チェンジアップは空ぶりでもいいです」とアドバイスを送った一方で、「ただ、その直球でさえスピン量が多いので、さすがの翔平さんでも、一発目から前に飛ばすことは無理かなぁ?むずかしい勝負になると思います」と予想した。
※川崎宗則の“崎”は立つ「崎」が正式表記
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