9月に逮捕されて以来、性的暴行の告発が相次いでいるミュージシャンでラッパーのショーン・コムズ。セレブが大勢出席したパーティーの場で、男性を性的暴行しようとして、プロのアスリートに止められていたようだ。
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この度コムズに対し新しい訴訟が起こされた。現地時間10月22日にPageSixが入手した訴状によると、事件が起きたのは2022年頃、コムズがパートナー契約を結んでいるウォッカブランド「シロック」の新作お披露目パーティーでのことだったそう。
匿名でジョン・ドウと名乗る被害者は、高級車や宝石のレンタル業を行うビジネスマンで、長年の顧客であるコムズから「音楽とエンターテインメント業界の有名人」が招かれていると言われ、このパーティーに参加したと訴える。
パーティーの最中にコムズのプライベートオフィスに招き入れられ、性器を乱暴かつ性的につかまれるなどし、「コムズによってなされた不適切な性的行動にどう反応してよいから分からず」、「ショックで混乱し」「一瞬固まっていた」ところ、「プロアスリートA」と記載された匿名の人物がオフィスに入って来たために、逃れることが出来たという。
9月に、性的人身売買と恐喝、性的暴行と暴力の容疑で逮捕、起訴されたコムズだが、このところ、テキサス在住の弁護士トニー・バズビーによって次々民事訴訟が起こされている。訴え出た被害者は100人をゆうに超えており、中には、被害当時9歳だった男性や、13歳だった女性なども含まれている。バズビー弁護士は今月初めの記者会見で、今後30日以内に、テキサス州、カリフォルニア州、ジョージア州、フロリダ州、ニューヨーク州など、いくつもの州で裁判を起こすつもりだと宣言していた。
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