【第1話】から読む。
前回からの続き。私はヒロミ。私たち家族は義両親と敷地内同居をしています。義母から食事の誘いがきて、複雑な気持ちになってしまった私。実は息子のトウヤから「ばあばがママの悪口を言ってた」と聞かされていたので、「断りたい」と思ってしまいました。しかし渋々ながらも手作りのからあげを持っていくことに。食事の席でからあげを「おいしい」と言った義母に対して、トウヤが「まずいって言ってたじゃん!」と爆弾発言。誰も何も言えない場面で、口を開いたのは……。
義父はナオキと義母を交互に見ていましたが、2人とも目線を合わさないようにしてうつむいています。その様子を見た義父は、「本当のことだ」と悟ったようでした。
義父の声は怒気を含んでいました。ナオキと義母はその様子を見て、言い訳せず謝ってきたのです。
自宅に戻り、トウヤが寝てから
「母さんって愚痴を否定すると機嫌悪くなる人だから……それが面倒くさくて昔から「うんうん」って受け流してて……」
ナオキと義母の関係はよく知りませんでしたが、ナオキにはいつも通りでも一緒にいたトウヤの感じ方は違うのです。
結果としてナオキと義母は義父から大目玉をくらうハメになり、ナオキの意識が「息子」から「親」へ変わるきっかけになったように感じています。(ちょっと遅いけど、変わらないよりはいいですよね)
トウヤにかわいそうなことをしてしまったと、ナオキは理解したようです。これからナオキがしっかりと改心してくれるのかはわかりません。しかし今は、ナオキの謝罪を受け入れて信じてみようと思います。
義母には腹が立ちましたが、関係は今まで通りでいこうと思います。もともと仲が深いわけではなく、これ以上深くすることもないでしょう。
原案・編集部脚本・motte作画・んぎまむ
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