「UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKU 一周年 & MARVEL&MAZZEL POP UP STORE 開催記念イベント」が10月23日、UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKUにて開催。SKY-HIとMAZZELのKAIRYU、NAOYA、RAN、SEITO、RYUKI、TAKUTO、HAYATO、EIKI、そしてユニバーサルミュージック社長兼CEOの藤倉尚氏が登壇した。
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同イベントは、コミックから始まり、映画やドラマシリーズ、アニメーション作品など様々な形で世界中の人々に愛され続けているMARVELと、SKY-HIがプロデュースする新世代ダンス&ボーカルグループのMAZZEL、それぞれのPOP UP STOREが、開店一周年を迎えるUNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKUにて10月24日より開催することを記念したもの。イベントでは、SKY-HIと藤倉氏の対談や、UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKUの一周年記念アンバサダーに就任したMAZZELのトークなどが行われた。
藤倉氏との対談でSKY-HIは「東京、原宿というのはカオティックを作り出さなければいけないみたいな使命感のある場所かなと思います」とした上で、「色んなお店が出ては消えていく中で、音楽を主軸としたユニバーサル(ミュージック)さんのUNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKUというものが存在感を示していくというのは、音楽業界全体にとって明るいニュースであるなと感じております」とコメント。
続けて「そこのアンバサダーにMAZZELを指名していただけるのはこの上ない光栄」と喜びを表現し、「MAZZELはほんのり“原宿っぽい”みたいな話をよくすることがあるんですけど、存分にその“原宿”を発揮させていただければと思います」と意気込みを語った。
また、藤倉氏は、音楽業界を取り巻く環境について「欧米ではストリーミング、音楽配信で聴くということが90パーセント以上」としながらも、「でも反動で、逆にアメリカなんかはアナログ盤がすごい売れるようになったり、アーティストが表現するものがすごい売れ始めています。『これからはデジタルの時代だ』と言っていましたけど、逆のことが起きている」と分析。
加えて「“スーパーファン”なんていう言葉がグローバルではよく言うんですけど、『アーティストに対してなんでもほしい、味方したい』みたいな。日本でも“推し活”という言葉があって、ストリーミングでライトに音楽は聴けますけど、アーティストを感じたい、応援したいという思いがますます強まっていると思います」と伝えた。
さらに藤倉氏は、「日高さん(SKY-HI)は、1人何役やっているんだろう。作詞、作曲、音楽プロデューサー、トラックメーカー、シンガーソングアーティスト、実業家とかもあるね。私が思うに普通は1人2役、3役くらいが限界なんですけど、日高さんって6個も7個も8個も色んなジャンルのプロフェッショナル」とSKY-HIを称賛。続けて「ものすごいんです、学びと進化が。人の6倍、7倍やっている」と感心した。
次に、進化し続けられる理由を問われたSKY-HIは「楽しい気持ちがすべての源泉」とし、「“楽しいこと”というものに対してフルスイングする心構えさえできていれば人間は何にでもなれるというふうに感じています」と回答。加えて「ともすると東アジアの芸能は『アーティスト、アイドルは苦しんでもファンを楽しませるのがエンターテインメントだ』という風潮がないこともないと思うんですけど、そんなことはない」と力を込め、「アーティストとかアイドル本人が何よりも楽しんでいる状況を作りたいですし、それが皆様が見ていて楽しいなと思ってもらえるものになっているという幸せは“最大公倍数”の気がするので、とんでもない数字になりますよ」と笑顔で語った。
その後、MAZZELのメンバーもステージに登場。KAIRYUは「スーパーヒーローが大好きなのでMARVELヒーローも好きに決まっている。小学生の時にトビー・マグワイアさんの『スパイダーマン』を観て、将来の夢は『スパイダーマン』だったくらい本当に大好きなので、MARVELとコラボできたのは、『とんでもない人生を歩んでいるわ』と思えることの一つです」と感激を口にし、HAYATOも「僕は魔法を使うキャラがすごく好きで、ドクター・ストレンジさんと一緒にコラボさせていただけたり、最新作の『アガサ・オール・アロング』という魔法を使っている作品も毎週楽しみにしているので、MARVELの方々と関われることがうれしいです」と興奮していた。
MAZZELへのサプライズで、デフォルメされたMARVELヒーローとMAZZELメンバーがデザインされたアイシングクッキーが登場した際にはメンバーが口々に「すごい!」と大喜び。KAIRYUは「うれしすぎて手が震えてるんですけど。これに関してはありきたりすぎるコメントになっちゃうんですけど、本当に食べられない。かわいいので」と目を見開いた。
最後にはSKY-HIが「オフラインの場所の価値は、オンラインが普及すればするほど上がっていくものだと思います」と持論を展開。「MAZZELに限らず、すべてのアーティストにとってリアルの場所、オフラインの場所というものの価値は今後上がっていくところだなと思いますので、我々も気合いを入れて、音楽活動を軸に楽しい体験を皆様に提供できるように頑張っていきたいなと思います」と締めくくった。
取材・文/山田健史
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