“平成の怪物”とラウンドした石川遼が得たこと「話をできること自体が非常に貴重」

松坂大輔氏(左)と石川遼(撮影:岩本芳弘)

“平成の怪物”とラウンドした石川遼が得たこと「話をできること自体が非常に貴重」

10月23日(水) 17:21

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<ZOZOチャンピオンシップ事前情報◇23日◇アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ(千葉県)◇7079ヤード・パー70>

昨年大会をトータル7アンダー・4位タイと日本勢トップの順位で終えた石川遼が、今年もZOZOに参戦する。開幕前日にはプロアマが行われ、元メジャーリーガーの松坂大輔氏とのプレーを楽しんだ。



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「ゴルフや野球について聞くことができたので楽しかったです」。“平成の怪物”とまで言われた松坂氏に聞きたいことは、山ほどあるという。そのなかでも、「どういう感覚で投げているのか」とボールの投げ方についてじっくりと話を聞き、自身のゴルフスイングの動きにつながったことが収穫だった。

「(スイングは)アンダースローに結構近いと思うんですよね。野球選手の腕が、僕らでいうゴルフクラブみたいな。最後そういうしなり方をして…」。下からすくい上げるようにして投げる腕の動き方と、ダウンスイングのシャフトのしなり動作が似ていると考えた。

さらに、「こういうときに調子がいいんだ、こういう時は調子が悪いんだみたいな話を聞くだけでも、めっちゃ面白いなと思いました」と、一流アスリートのこれまでの経験談も大きな学びとなったようだ。

松坂氏は国内下部ABEMAツアーに今季2試合出場するなど、競技ゴルファーとしても活動している。「松坂さんも競技に出ているぐらい真剣にやられている方なので、基本はゴルフの話だった。聞きたいこともいっぱいあるし、野球の話をしている時の眼差しとか、かっこいいなって思いましたね」。ゴルフの話題で盛り上がり、野球について語る松坂氏の姿にも感銘を受けた。

「これだけの一流の方と、このような話をできること自体が非常に貴重」。大会開催直前の18ホールは、石川にとって濃い時間となった。あすからの4日間のプレーに少しでもつながることだろう。(文・高木彩音)


<ゴルフ情報ALBA Net>
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