江戸時代は高齢者介護とどう向き合っていたのか?歴史から学ぶ「武士の介護休暇」

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江戸時代は高齢者介護とどう向き合っていたのか?歴史から学ぶ「武士の介護休暇」

10月22日(火) 15:30

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高齢化社会の現代特有の問題かと思いきや、介護の問題は江戸時代にも、もっと昔にもあったようだ。古代から近世まで、日本の介護の歴史を学べる『武士の介護休暇』(井将之著、河出書房新社、税込み1078円)が発売された。




高齢者福祉関連の記事執筆などに長年取り組んできた井将之氏が、古代から中世期、江戸時代までの日本の介護をめぐる長い歴史を解き明かしている。「看病断(かんびょうことわり)」という名の介護休暇制度や、かつて介護は長男の役割だったこと、94歳まで働いた武士や約1400年前に存在した公的なケア・サービスなどについて、『大和物語』『今昔物語』などの文献から、江戸期の武士たちが書き残した日記、幕府史料や最新の研究資料などを丁寧にひもときながら解説。日本人が高齢者介護とこれまでどう向き合ってきたのか、どのような歴史的背景、公的制度が存在したのかを明らかにしている。

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