遠藤憲一が主演を務めるドラマ『民王R(たみおうあーる)』(テレビ朝日系/毎週火曜21時)の第1話が22日の今夜放送される。
【写真】なにわ男子・大橋和也が書生の田中丸一郎太を演じる『民王R』第1話場面カット
本作は、2015年7月期に遠藤と菅田将暉のダブル主演で放送された『民王』の9年ぶりの続編。池井戸が2010年に発表した同名小説をドラマ化した前作では、現職総理大臣とおバカな息子の心と体が入れ替わるという前代未聞の大珍事を描いた。続編ではまもなく政界を引退しようかという武藤泰山(遠藤)に、今作では再び総理の打診が…。そして、そんな矢先、またしても入れ替わりという大珍事が襲いかかる。しかも今回の入れ替わり対象は全国民。毎話、泰山と誰かがランダムに入れ替わってしまうという奇想天外なストーリーが展開する。
■第1話あらすじ
政治家人生の引退を間近に控えていた武藤泰山は、のんびりした議員生活を送っていたところ、民政党最大派閥を率いる二木正一(岸部一徳)から連絡が入る。支持率が史上最低の5%を記録し、後に控える候補者たちも失言、裏金、女性問題と不祥事のオンパレード…。結党以来の窮地に立たされた民政党を救うべく、泰山は再び総理大臣の座に就くよう命じられる。
一度は断るものの、二木の説得により「とりあえず」総理大臣の職を引き受けることにした泰山。再び官房長官の座に就けることを喜ぶ狩屋孝司(金田明夫)、そして書生の田中丸一郎太(大橋和也)とともに新たな公設第一秘書を探す泰山のもとに、前任秘書・貝原茂平の推薦だという冴島優佳(あの)がやってくる。
成田育英財団出身の優秀な人材だという優佳は、さっそく武藤内閣の閣僚案を提案。政治のしがらみにとらわれない斬新な案に目を見張る泰山だったが、結局閣僚人事は二木の意向を反映したものにせざるを得なかった。
翌日、政治評論家の蓮沼清彦(満島真之介)らとテレビの生放送に臨んでいた泰山は、途中激しい頭痛に襲われ、意識を失ってしまう。そして目覚めた泰山は、再び入れ替わりの事態に見舞われたことに気づく。そこに現れた警視庁公安部の新田理(山内圭哉)と猫田マモル(山時聡真)により、今回の入れ替わりが某国のハッキングによるものであることを知らされる。
ドラマ『民王R』はテレビ朝日系にて毎週火曜21時放送。
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