【写真】福島12市町村を舞台にしたドラマで主演を務めた本郷奏多、大沢一菜
2025年1月10日(金)から放送スタートするドラマ25「風のふく島」(毎週金曜深夜0:42-1:13ほか、テレ東系ほか)で、大友康平、黒木華、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)、渋川清彦、駿河太郎、本田響矢が主演を務めることが発表された。
■福島12市町村を舞台にした1話完結のヒューマンドラマ
同ドラマは、2023年9月に放送された本郷奏多・大沢一菜W主演の木ドラ24「姪のメイ」(テレ東系ほか)と同じく福島12市町村を舞台に、実在する12名の移住者たちにフォーカスした1話完結のヒューマンドラマ。実在する場所やモデルとなる人物へインタビューを行い、葛藤や挫折をしながらもそれぞれの課題に挑戦して移住に至る姿や、福島県の人々との交流を通じて成長していく様子をオムニバス形式で描く。
舞台となる福島12市町村とは、東日本大震災の時、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示の対象となった田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村のことを指す。
■主演を務める大友康平、黒木華、佐藤大樹らの役どころ
今回、主演を務めることが発表されたのは大友は、“鬼”と恐れられている双葉町に移住した元復興副大臣・好川治を、黒木は、風景に惚れ込み移り住むことになった川俣町でカメラマンとなった小賀ひとみを、佐藤は、南相馬市で馬の社会的地位の向上を目指す今時の青年・中村優神を演じる。
そして、さまざまな事情を抱えてオートバイによる競技「トライアル」での町おこし計画を川内村で行う東道進一郎役を渋川が、さまざまなキャラクターのサーフィン仲間と共に、サーフィンで広野町を盛り上げるホテルマン・迫保役を駿河が、葛尾村への想いを胸に畜産業に携わり、とある事情を抱えた男と出会うことになる田伏武洋役を本田が務める。残る6話の主演キャストは、後日解禁予定だ。
また、監督陣には「初恋、ざらり」(テレ東)などを担当した池田千尋をはじめ、川元文太(ダブルブッキング)、住田崇、戸田彬弘、二宮健、広瀬奈々子、三木聡の7名が決定している。
■大友康平のコメント
大震災からの復興。未曾有の出来事を風化させないこと。この二大テーマに貢献できる内容のドラマに参加させていただき、大きなやり甲斐と責任を感じます。東北出身者としてしっかり演じたいと思います。
■黒木華のコメント
現在の福島は、震災前の状態に戻していこうというよりも、もっと先の未来を見据えた復興に取り組む、希望に満ちたパワーを持っていると聞きました。そのような前へと進む福島を描いた作品に参加できることを嬉しく思いますし、何か少しでも手助けになれるよう精一杯頑張ります。
■佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)のコメント
僕の演じる主人公・中村は馬の社会的地位を向上させたい、馬術という競技をメジャーなものにしたいという夢を叶えるために“馬と共に歩むまち”南相馬市に移住し奮闘する真っ直ぐで熱い青年です。彼が南相馬市で出会う人達は、心温かく人間味の溢れる方ばかりです。自分で決めた事や掲げた目標の為なら手段を選ばず、常に全力で困難や壁に挑む中村の成長をぜひ見守っていただきたいです!福島県は僕の祖父母の家があり、子どもの頃から毎年必ず訪れる、大好きな場所です。この作品を通して福島県の魅力が少しでも伝わるように僕も全力で演じます。
■渋川清彦のコメント
それぞれの形で福島への想いを抱き実際に移住した方をモデルにドラマを描く。そして、その物語を背景に三木聡監督の世界に入れる事になり、奇想天外で濃い日々が待っているだろうと楽しみです。三木監督に自分のもっているモノを委ね、何かおもしろい作品ができれば幸いです。
■駿河太郎のコメント
今回お話をいただいた時は、地上波でサーフィンを題材にしたドラマができるんや!と、驚きと嬉しさが込み上げてきました。僕が上手いかどうかは知らんけど…サーフィンが好きな気持ちはこの業界の誰よりも強いと思います。仕事でサーフィンが出来るなんて最高でしかありません。東日本大震災以降、被災された方々には、僕には理解したくてもできない程のご苦労があったと思います。そんな中、このドラマが少しでも復興支援になる事を心から願っております。
■本田響矢のコメント
田伏武洋役を演じさせていただきます、本田響矢です。僕は福島県の葛尾村が舞台のお話で、この作品に参加させていただきます。演じる田伏という男の子は、県外から移住してきて、今は畜産農家に勤めている実在する方をイメージして作られた役です。どうして葛尾村に移住してきたのか、どうして畜産農家をやろうと思ったのか、そして葛尾村はどんな素敵な所なのか。この村の良さを役、作品を通して観てくださった皆さまに伝えられたらいいなと思います。
■プロデューサー・梅山文郁氏(テレビ東京)のコメント
元復興大臣、キャンドル作家、パティシエ、元馬術競技者の実業家など…、「人生でやりたいこと」を叶えながら、それぞれの暮らしをしている移住者。そんな実在の12人の方をモデルに、今回は彼らの生き方を描いたオムニバスドラマを制作しました。あらすじを考えるためのインタビュー取材の際、突撃にも近い私からのいきなりのご連絡にも、移住者の皆様は嫌な顔一つせず、「私ができることであれば」とご協力いただいたことが本当に嬉しく、取材後はなんだか自分も元気をもらいました。
そして、2023年放送の「姪のメイ」に引き続き、福島12市町村を舞台にした企画を考えてくれた青野さんとドラマを作ることは、自分も「人生でやりたいこと」が実現できている気がして楽しいです。今、撮影に向けて準備作業が佳境なのですが、青野さんも「毎日何かしらあって大変ですよね〜」と楽しそうにしています。楽しく、前向きに、12話の移住者の方々のお話を大事に作っています。ちょっと元気が欲しい時、このドラマにお付き合いいただければ、きっと明日が楽しみになると思います。素敵なキャストの方々にもご注目を!ぜひご覧ください!
■ドラマ25「風のふく島」イントロダクション
東日本大震災の際、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示の対象となった福島12市町村。そこには、夢をもって移住してきた者、復興のために動き出した者、福島の地で生まれ育った者、挑戦し続ける者…それぞれの想いを胸に激動の福島を駆け抜けて活躍する移住者たちの姿があった―。
実在する12人の福島県移住者たちを軸に繰り広げられる、新しい福島県、そして新時代に向かう人々の暮らしをオムニバス形式で描き出すヒューマンドラマ!
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