「自分の生活を取り戻したい」働き詰めだった日々から脱し、彼女の協力で人生の休暇時間を得ました/はたらく彼女と、つくるヒモ(1)
時間があるからこそできるお料理を。
日々忙しく働く彼女のため、おいしいごはんを作ろう!
勤めていた洋菓子店を退職し、同棲中の彼女・れなさんにしばらくの生活費を賄ってもらうことになった元パティシエのまいったねぇさん。早朝から深夜までの働き詰めで、太陽の光を浴びられないほどの激務だったという彼が仕事から解放され、持て余してしまうほどの自由時間ができたときに始めたのが「時間があるからこそできる」ごはん作りだったそうです。
「あり余る時間で手間暇かけてじっくりと」そして「時間がなくてもかんたんおいしい」とっておきいたわりレシピと2人のエピソードをお送りします。
※本記事はまいったねぇ企画・原案、野宮レナ著の書籍『はたらく彼女と、つくるヒモ』から一部抜粋・編集しました。
■ヒモが手間暇かけてつくる絶品煮込み料理
~牛すじと里芋の煮込み~
「ヒモ生活」を始めて得意料理は煮込み料理だと言えるようになったまいったねぇさん。
手間暇かけてつくる絶品煮込み料理レシピをご紹介します。
■牛すじと里芋の煮込み
[所要時間3時間30分~4時間(煮込み時間含め)]
◆材料(2人分×3食)
牛すじ…500g
里芋…5個
長ねぎ…2本
絹ごし豆腐…1丁
水…2L
日本酒…200cc
砂糖…大さじ1
みりん…50cc
醤油…100cc
塩…小さじ1
◆まいったねぇのいたわりレシピ
1鍋にたっぷりとお湯を沸かし、牛すじを塊のままで10 分程度下茹でします。牛すじが茹で上がったらボウルなどに取り、粗熱が取れるまで置いておきます。下茹でしたお湯は全て捨てます。
2鍋に分量の水と日本酒を入れ、粗熱を取った牛すじを食べやすい大きさに切って入れていきます。沸騰するまでは中火で、沸騰したら弱火にして2~ 3時間煮込んでいきます。最初の30分くらいはアクが出るのでときどきすくい取りましょう。煮込み始めて30分以上経つとアクはほとんど出なくなるので、ふたをして煮込み続けます。
※ふたをするまではときどき様子をみて、蒸発した分の水を足してあげましょう。
3牛すじが軟らかくなってきたら砂糖とみりんを加え、皮をむいて食べやすい大きさに切った里芋を加えてさらに20分煮込みます。
4里芋が軟らかくなったら醤油と塩を加え、斜め切りにした長ねぎと絹ごし豆腐も加える。一度強火にして沸騰させてから火を消します。余熱で長ねぎがくたっとしたらできあがりです。
◆Point
牛すじの香りや味を活かすには、普通の鍋でじっくり煮るのが一番ということに気がつきました。読みたい本や見たい映画をキッチンに用意して、気長につくってみてください。
企画・原案=まいったねぇ、著=野宮レナ/『はたらく彼女と、つくるヒモ』
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