福島12市町村の移住者たちの実話を描くオムニバスドラマ「風のふく島」に大友康平・黒木華・佐藤大樹ら

個性豊かなキャストが集結

福島12市町村の移住者たちの実話を描くオムニバスドラマ「風のふく島」に大友康平・黒木華・佐藤大樹ら

10月22日(火) 6:00

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福島12市町村(※)の移住者たちの実話をもとにしたオムニバスドラマ「風のふく島」が、2025年1月10日(毎週金曜深夜24時42分)からテレビ東京で放送されることが決定し、大友康平、黒木華、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、渋川清彦、駿河太郎、本田響矢が出演することがわかった。

本作は、23年9月放送の「姪のメイ」(主演:本郷奏多・大沢一菜)と同じ福島12市町村を舞台に、実在する12名の移住者たちにフォーカスした1話完結のヒューマンドラマ。全12名の個性豊かなキャストが各話で主演を務め、葛藤や挫折をしながらもそれぞれの課題に挑戦して移住に至る姿や、福島県の人々との交流を通じて成長していくさまを描く。

監督には、映画「君は放課後インソムニア」や連続ドラマ「初恋、ざらり」(テレ東)などを手掛けた池田千尋、お笑いコンビ「ダブルブッキング」のメンバーで映画「裏表紙」の脚本・監督を務めた川元文太、映画「架空OL日記」「殺意の道程」の住田崇、映画「市子」の戸田彬弘、映画「チワワちゃん」「真夜中乙女戦争」の二宮健、映画「夜明け」でデビューを飾った広瀬奈々子、そして「時効警察」(テレビ朝日)や映画「転々」「大怪獣のあとしまつ」などで知られる三木聡が決定している。

音楽は、「池袋ウエストゲートパーク」(TBS)の劇伴やNetflixシリーズ「サンクチュアリ聖域」のメインテーマなどを手掛けたギタリストで音楽プロデューサーの會田茂一が担当する。

ドラマ25「風のふく島」は、25年1月10日よりテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送で毎週金曜深夜24時42分~25時13分に放送。BSテレ東でも25年1月13日から毎週月曜深夜24時~24時30分に放送され、福島テレビでは25年3月放送予定。残り6名のキャストは、続報で発表される。

大友、黒木、佐藤、渋川、駿河、本田が演じるキャラクターとコメント、プロデューサーの梅山文郁氏(テレビ東京)のコメントは以下の通り。

(※)東日本大震災の際、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示の対象となった田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村を指す

【大友康平】

◆好川治 役

双葉町に移住した元復興副大臣。福島復興のラストランナーと言われる双葉町で尽力する一方、子供たちからの評判が悪く悲しい思いをしている。

◆コメント

大震災からの復興。未曾有の出来事を風化させないこと。
この二大テーマに貢献できる内容のドラマに参加させていただき大きなやり甲斐と責任を感じます。東北出身者としてしっかり演じたいと思います。

【黒木華】

◆小賀ひとみ 役

結婚を機に川俣町へと移住する。専業主婦として暮らしていたが、町の人々との温かい交流や友人の結婚をきっかけにやりたいことを見つける。

◆コメント

現在の福島は、震災前の状態に戻していこうというよりも、もっと先の未来を見据えた復興に取り組む、希望に満ちたパワーを持っていると聞きました。そのような前へと進む福島を描いた作品に参加できることを嬉しく思いますし、何か少しでも手助けになれるよう精一杯頑張ります。

【佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)】

◆中村優神 役

馬術競技で日本代表に選ばれた経歴の持ち主。「馬の社会的地位を上げたい」という意思を抱き、馬とともに生きる生活が根付く南相馬市への移住を決める。

◆コメント

僕の演じる主人公・中村は馬の社会的地位を向上させたい、馬術という競技をメジャーなものにしたいという夢を叶えるために “馬と共に歩むまち”南相馬市に移住し奮闘する真っ直ぐで熱い青年です。

彼が南相馬市で出会う人達は、心温かく人間味の溢れる方ばかりです。自分で決めた事や掲げた目標の為なら手段を選ばず、常に全力で困難や壁に挑む中村の成長をぜひ見守っていただきたいです!

福島県は僕の祖父母の家があり、子供の頃から毎年必ず訪れる、大好きな場所です。この作品を通して福島県の魅力が少しでも伝わるように僕も全力で演じます。

【渋川清彦】

◆東道進一郎 役

オートバイによる競技「トライアル」専門雑誌の編集者。友人の風・沙綾との交流を通じて、トライアルでの町おこし計画を川内村で行うことに。

◆コメント

それぞれの形で福島への想いを抱き実際に移住した方をモデルにドラマを描く。
そしてその物語を背景に三木聡監督の世界に入れる事になり、奇想天外で濃い日々が待っているだろうと楽しみです。三木監督に自分のもっているモノを委ね、何か面白い作品ができれば幸いです。

【駿河太郎】

◆大迫保 役

広野町で生まれ育ったホテル経営者。ローカルサーファーとしても活躍しており、震災をきっかけに人が減ってしまった広野町を盛り上げようとある企画をする。

◆コメント

今回お話をいただいた時は、地上波でサーフィンを題材にしたドラマができるんや!と、驚きと嬉しさが込み上げてきました。 僕が上手いかどうかは知らんけど…サーフィンが好きな気持ちはこの業界の誰よりも強いと思います。仕事でサーフィンが出来るなんて最高でしかありません。東日本大震災以降、被災された方々には、僕には理解したくてもできない程のご苦労があったと思います。そんな中、このドラマが少しでも復興支援になる事を心から願っております。

【本田響矢】

◆田伏武洋 役

葛尾村への想いを胸に埼玉県から移住。畜産農家のもとで修業を積む中、自転車で日本横断をしている三橋に出会う。

◆コメント

田伏武洋役を演じさせていただきます、本田響矢です。

僕は福島県の葛尾村が舞台のお話で、この作品に参加させていただきます。演じる田伏という男の子は、県外から移住してきて、今は畜産農家に勤めている実在する方をイメージして作られた役です。どうして葛尾村に移住してきたのか、どうして畜産農家をやろうと思ったのか、そして葛尾村はどんな素敵な所なのか。この村の良さを役、作品を通して観てくださった皆さまに伝えられたらいいなと思います。

【プロデューサー:梅山文郁(テレビ東京)】

元復興大臣、キャンドル作家、パティシエ、元馬術競技者の実業家など…「人生でやりたいこと」を叶えながら、それぞれの暮らしをしている移住者。そんな実在の12人の方をモデルに、今回は彼らの生き方を描いたオムニバスドラマを制作しました。

あらすじを考えるためのインタビュー取材の際、突撃にも近い私からのいきなりのご連絡にも、移住者の皆様は嫌な顔一つせず、「私ができることであれば」とご協力いただいたことが本当に嬉しく、取材後はなんだか自分も元気をもらいました。

そして、2023年放送の「姪のメイ」に引き続き、福島12市町村を舞台にした企画を考えてくれた青野さんとドラマを作ることは、自分も「人生でやりたいこと」が実現できている気がして楽しいです。いま、撮影に向けて準備作業が佳境なのですが、青野さんも「毎日何かしらあって大変ですよね~」と楽しそうにしています。

楽しく、前向きに、12話の移住者の方々のお話を大事に作っています。ちょっと元気が欲しい時、このドラマにお付き合いいただければ、きっと明日が楽しみになると思います。素敵なキャストの方々にもご注目を!ぜひご覧ください!

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(C)「⾵のふく島」製作委員会
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