池井戸潤原作、総理大臣と息子の心と体が入れ替わってしまう痛快政治エンターテインメント「民王」(2015年)が9年ぶりに「民王RInspired by 池井戸潤」(毎週火曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:00、共にテレビ朝日系)として帰ってくる。
【写真】遠藤憲一演じる令和版の“ワニ顔”総理
今回の入れ替わり対象は、全国民。1話ごとに国民一人と入れ替わっていく。もちろん主人公・武藤泰山を演じるのは前作に続き、遠藤憲一。さらに新キャストとして、後援会長の息子で泰山の書生・田中丸一郎太を大橋和也が、泰山の秘書・冴島優佳をあのが演じる。放送に先駆け、3人にインタビューを行った。
■「あの“民王”ですか?僕出られるんですか?」と聞き返しました(大橋)
遠藤:お話を聞いたときは、あの面白いドラマがもう一度できるんだ!ってうれしく思いました。ただ、入れ替わりが激しいとのことなので、そこは難しそうだなとプレッシャーにも感じています。9年ぶりなので新たなチャレンジの気持ちで、やれることを全部注ぎ込んでいきたいと思っています。
大橋:まずタイトルを聞いて、「あの“民王”ですか?僕出られるんですか?」って聞き返しちゃいました(笑)。書生役ということで、難しい言葉もいっぱいあると思うので、勉強して頑張りたいです!
あの:僕も「あの“民王”か!」って本当に驚きました。監督から「実は熱があって、意志の強いところはあのちゃんのライブ映像にインスパイアされた」と言っていただいたので、演じるのにすごくワクワクドキドキしています。
遠藤:2人には遠慮せず思い付いたことをどんどんやってもらって、新しい風を吹かせてもらいたいですね。ダメなときは監督が止めてくれるから、まずは自由に!
大橋:はい!ありがとうございます。僕、遠藤さんにご飯にも連れて行ってもらいたいです!
遠藤:行ってないからな、ずっと。
大橋:そうなんですか?じゃあ、家に行って手料理を…。
遠藤:ポンコツ料理だよ(笑)。
大橋:食べてみたいです!
遠藤:ま、時間とともに考えよう。
■「遠藤さんになって奥さんにお会いしてみたい」(あの)
もし3人が入れ替わるとしたら、誰になって何をしてみたい?
あの:お二人ともステキだけど…選ぶなら遠藤さんですかね。
遠藤:僕でいいの!?
あの:はい。遠藤さん、奥さんをとても大事にされていらっしゃるじゃないですか。僕、リスペクトしてるんです。遠藤さんになって奥さんにお会いしてみたいです。
遠藤:僕の体で会ったら、いっぱい怒られちゃうかもよ?(笑)
大橋:怒られるんですか!?
遠藤:何か言うと100で返ってくるから(笑)。反省の毎日ですよ。ま、結局僕が悪いんですけどね。
大橋:のろけじゃないですか~
あの:こうしてニコニコ奥さんの話をされているのもステキです。
■「あのちゃんの私生活をのぞいてみたい」(遠藤)
遠藤:僕は逆にあのちゃんになってみたいな。ミステリアスだから、私生活をのぞいてみたい。
大橋:僕もあのさんですね。「どこでも寝られる」「道路で寝たことがある」ってお話されていたので、どんな感覚なのか味わってみたいなって。
遠藤:それ僕も思った!
あの:お二人は知名度的に寝られないですよ(笑)。
大橋:いやいや!どういう状況で寝ようと思ったんですか?
あの:疲れちゃったから寝ようって。
遠藤&大橋:すごいな~。
あの:でも、僕に入れ替わらなくても寝られますよね?
大橋:いや、僕、潔癖なところがあって、床は無理ですね。
あの:え!ここの床もですか?
大橋:絶対無理ですね。
あの:この床、冷たくて気持ち良さそうなのになぁ(笑)。
※『月刊ザテレビジョン』2024年11月号
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