【写真】“3”のポーズでニッコリ笑顔の中居正広
10月21日(月)からレギュラー放送がスタートする「THE MC3」(毎週月曜夜9:00-10:00、TBS系)の囲み取材が行われ、MCの中居正広、東野幸治、ヒロミが登壇。初回収録の感想や番組のコンセプト、互いに負けないと思っていることなどについて語った。
■“日本一余計なお世話バラエティー”がレギュラー化
同番組は、中居、東野、ヒロミからなる“MC3”が、3人がかりで今をときめくゲストの新たな顔を引き出し、そこから見えてくるゲストのギャップを楽しく深掘りするバラエティー。
2024年5月に特番として放送され話題を呼び、このたびレギュラー化が決定。特番に続きMCを務める中居ら“MC3”は、ロケやスタジオトークなどさまざまな手法でゲストを調査し、その実態に迫っていく。
■「この番組、一体誰が打ち合わせしてるんですか?」
――初回は、MCの3人が世間からどう思われているかを調査したトークテーマとあり、3人の軌跡が掘り下げられました。収録を終えての率直な感想をお聞かせください。
ヒロミ:無事2本終わりましたけど、“これ、編集どうすんのかな?”って思う(笑)。
中居:(初回について)僕はあんまり好きじゃないですね。
東野:(笑)。好きじゃないということは、多分見る方からするとすごく興味深いと思う。照れくさい?
中居:そうですね。なんかかっこつけてる感じがする。ちょっと恥ずかしいですね。
ヒロミ:でも、Z世代とかにはどうやって出てきた人なのかっていうのも分からないんでね。
東野:改めて分かっていただくという。…ずっとやっていて気付いたんですけど、やっぱり真ん中やりづらい。なんかすっごくやりづらかったです(笑)。
ヒロミ:俺はね、もうすげぇ楽ちんだったよ。なんかどこの番組とも変わらない。喋りたいときに喋るっていう(笑)。
中居:僕も喋りやすかったです。お二人が年上なので、好きなことを言っても大丈夫かなと。
東野:それちょいちょい言ってるけど、ほんまは裏でスタッフ集めてげき飛ばしたり、打ち合わせしたりとかやってるんでしょ?なんかポーズでやってない?知らんみたいなポーズ(笑)。
中居:やってないです(笑)。
ヒロミ:この番組、一体誰が打ち合わせしてるんですか(笑)?
中居:どっちかがされてるんじゃないかなと僕は思ってました。
ヒロミ:僕は全くしてないです。今日も本当に台本も見てませんし、“こういう番組なんだな”って(笑)。
東野:俺は台本読んでないけど、読んだってスタッフにうそついた。ぐらいの感じで始まった番組です(笑)。
――どんなコンセプトで番組作りをしていますか?
東野:打ち合わせはスタッフさんもされてますけど、話半分ぐらいに聞いてるタイプの仕事のやり方。別に楽してるわけじゃなくて、そんな感じの方がいいのかなと思って。あまり聞いてないし、お二人がいらっしゃるし、田村(真子)アナウンサーもいらっしゃるので、なんかがっちり入っていない方がいいんかなと思ってやってるっていう感じ。
中居:制作スタッフの狙いだったりもするのかなと思いますね。
東野:スタッフも楽屋で「ちょっとこれどうなってんの」とか1個1個言われんのも嫌やろうなと思って。
ヒロミ:多分僕らみたいな世代が、スタッフさんはお若いから、「いやいやいや、こういう番組だろ」とか「こうじゃなきゃ駄目だろ」なんてことを言うと、彼らが作りたい番組が作れないんじゃないのかなと。だから、「やりたいのやったら」っていう逃げのようなコメントをね。俺は毎回、「中居も東野もいいって言ってるの?」「いいって言ってるならいいよ」っていう他人任せな(笑)。でも本当に、TBSさんがやりたいものをやった方がいいのかなと。
中居:そうね、濁ることなく、真っすぐにやった方が。
ヒロミ:あまり老害みたいな感じに言うとさ、なんか雰囲気がね。
中居:ヒロミさんはそう、今、スタッフに嫌われないように頑張ってます(笑)。でも、こんな取り組みはしたことないです。だからずっと不安でした。結局収録が終わっても不安です。
東野:何が一番不安なんですか?
中居:何がオンエアされるか分からないですし、何が欲しいのかも分からないので、スタッフと話してないのも…こんな番組ないですね。他の番組はちゃんとやりますもん、収録の何日か前に打ち合わせとか。だから、これはちょっとヤバいですよ。オンエアを楽しみにしてもらいたいです。これヤバいですから!
東野:ってなってくると、観覧に来る人は楽しみというかね?ヤバい中居くんが見れたりするってことでしょう?
中居:オンエアします?これ(笑)?
ヒロミ:お前の部分はかなりカットされるだろうな(笑)。
中居:そう思います。素直に話してたら、みんなと価値観が違ったっていう。
東野:そうそう。なんか気付いたら一人だけ血だらけになっていて(笑)。
中居:もう庶民派じゃないので。
ヒロミ:若いときからスターやってるからさ、そうなっちゃうんだよね。
中居:はい。なんか感覚もずれちゃってて、世間と。
東野:そういうのをみんなで面白がろうっていうのも狙いとしてあるんじゃないですかね!
■「助走なしでレギュラーというのはなかなかない」
――この3人でMCをやるとオファーを受けたときのお気持ちはいかがでしたか?
東野:えぇ!?って感じでびっくりしました。「中居さんとやんの?」「ヒロミさんとやんの?」みたいな感じですよね。あと、TBSともそんなに仕事をしてないので、え?って。特番1回しかやってませんから。
中居:(普通は)何回かやって、スタッフや偉い人とかが、“じゃあこれを”っていう、ホップステップみたいなのが重なるんですけども、助走なしでレギュラーというのはなかなかないのでびっくりしました。
東野:でも(中居くんは)TBS長いじゃないですか、いろいろレギュラー番組とかやっていて。1回目の特番のとき、俺、忘れもしない。(楽屋が)一番端っこやったんです。中居くんの楽屋、ヒロミさんの楽屋、俺の楽屋やったんですよ。中居くんの楽屋の前の人だかり、ヒロミさんの楽屋の前の人だかりときて、俺の前、誰もいなかったんです。“さあ、始まったで”と思いました(笑)。“やったるで!”って(笑)。
ヒロミ:(笑)。中居とレギュラーでやるっていうのは、「笑っていいとも!」以来だね。東野ともレギュラーで一緒にやるのは初めてなので、特番とかゲストで番組に行ったりとかっていうのはあるんですけど。なので、レギュラーで月に何回か会うんだな、月2ぐらい会うとめんどくせえなっていうのもちょっとあるかな(笑)。ここの2人(中居と東野)が一緒に飯食うとかいうのはあまり考えられないというか。
東野:何人かでとかはありましたけど、ちゃんと3人だけでご飯ってなったときに、(中居に向けて)一番困るでしょ?ゴルフに1回行ったら、一番後輩やから、前日に冷蔵庫に我々の分の水とポカリスエットみたいなのを用意して、遅刻してきたんですよ(笑)。
ヒロミ:1時間ね。
中居:(苦笑)
東野:3人でご飯食べたら一番後輩やもんね。
中居:そうですね。やっぱり嫌ですね、一番下は。もう他の番組とか局とか限らずですけど、ちょっと偉そうにやってきてる部分があって、急にまたここでペコペコするのがすげぇ嫌で。やっぱり偉くなりたくてずっとやってきたつもりなので。
東野:ヒロミさんが「みんなでご飯行こう」って言ったら、中居くんが店決めてくれへんかなって。
中居:え、僕ですか?僕できます?
ヒロミ:できないよ。できないじゃん。だから俺が決めんじゃん。ゴルフ場を決めるのも俺。だから、俺ね、後輩みたいな先輩なのよ。みんなに気を遣って。こいつ(中居)は2時間までしか持たないから。2時間経つともうイライライライラ(笑)。
中居:2時間がいいですね。収録も2時間弱でいいですね。
――お互いに、他の2人に負けたくないところはありますか?
中居:僕はフレッシュさですね。
東野:全然フレッシュちゃう(笑)。俺はタクシーで来ます。家からタクシーで。多分送迎車があるんですよ、2人は。
ヒロミ:俺は会社の車。
中居:僕、自車です、ずっと。バラバラなんですね。
東野:そうなんだ!俺はもう自力で、いつも庶民の気持ちが分かってると思ってるというところで。
ヒロミ:俺は、ここの収録は(時間帯が)ちょっと遅めなので、収録の前に遊びに行くっていうのは(2人に負けない)。今日は野球があったので見ていて、6対0になってもう勝つなと思ったから、ママ(松本伊代)と打ちっぱなしに行きました。だから、遊んでから行くことは2人に負けないかな。
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